aar 097

aar 061


氷見の長坂という所の棚田の風景です。
棚田は日本の原風景とよく言われますが、
私にとっては確かに子供の頃から見慣れた心休まる
懐かしい風景です。

生まれ故郷の能登ではなだらかで、たおやかな山が多い為
今でもこんな比較的小さな田園風景が残っています。
規模はここの長坂ほどではありませんが、少しでも
切り開いて米を増産しようと先人たちが苦労した証しです。

aar 115

aav 018


ここでは今でもこうして天日乾燥をするための”はざがけ”
をしています。
はざがけで乾燥させた米には日向の香りがするんです。
aav 020


日本にははるかな古代から美味しいお米があり、
それはみな我が子や家族にひもじい思いをさせたくない
腹いっぱい美味しいご飯をたべさせたいという切実な思いと
ともに連綿と受け継がれてきたものです。
aav 022


もちろん現金収入をはかる事も大切だったでしょうが
それにつけても「さらに美味しい米を」との
願いがあればこそでした。
aaw 013



むかし、アメリカ人は野蛮で生意気な「米食い虫」の
ジャップを根絶やしにしてやろうと考えました。
そうだ!
田畑を枯れ尽くせばいいんだ!  と
薬の開発をしたのです。

それは先の大戦には間に合わず、後のベトナム戦で
枯葉剤としてばら撒かれました。
そうして平和がやってきて
今、それは根まで枯らす有能な除草剤として
ラウンドアップの名前で売られています。

日本はお得意様になってくれたという訳ですね。

モンサント社の幹部連はJAのイベントなどでは
上座に鎮座するそうです。

一方、
滅ぼしてやろうとまで憎んだ日本の米
だったはずが
今では自分達の作った米を買え! 
と押し売りするていたらくです。

この関税のかからないミニマムアクセス米は安価を武器に
したい、それしかとりえが無い業界で大人気なのは
しょうがないとして実態は中国米に圧倒されているのです。
苦労して門戸をこじあけたらトンビに油揚げをさらわれてしまった格好ですね。

ーードイツでも原発を止めて太陽光発電を推進させれば産業も
盛り上がり雇用も良くなるだろうと考えていたのに
おいしい所は全部中国に持っていかれてしまい
見直しが必至だとか・・。
結局消費者がそのしわ寄せをかぶるんじゃ
なんにもなりませんでした。


米国、中国のお米が人気なのは実は食べて美味しいから
なんだとかTPPに参加すればもっと安くなるなどと
寝ぼけたことを盛んに言い募る人も沢山います。

ちょっと待ってください
アメリカが本気で日本のために美味しいお米を作ってくれる
なんて思ってるんでしょうか?
中国が日本人のために安全なお米を汗水流して育ててくれる
なんてそんなはずが無い事ぐらい判らないのでしょうか?

判らないでそんな事を言ってるとしたら
真性のオバカです。

アメリカは日本の米を滅ぼそうと画策していたんです。
今はただ金になりそうだなとやっているだけに過ぎません。
風向きが変われば即そっぽを向きます。

過去にも各国でそうやって主食市場を荒らしまくり
破壊しまくってきた前科モノなんです。
農文協の主張

そうして我が物顔で世界の食糧を荒らしまわったツケを払う
番がきたようです。
食い物にされる途上国
もう始まってしまった食糧危機
穀倉地帯の地下水源がどうも枯渇しかかっているそうなんです。

これは豪州も同様です。

一方中国ではどうでしょうか?
先日の反日デモではトヨタ車に乗っていた中国人が
引きずり出されレンガで頭を割られるという事件が
ありました。

すぐに日本では政治の話と決め付けてしまいますが
根本は中国がすさまじい反日教育をしている事と
義務教育すらないという恐ろしい現実がもたらしている
地獄のような国なんだという事を理解しなければいけません。

考えてもみてください
農薬を扱う農夫が字を読めないんです。
そこからどんな事態を想像できますか?

中国よりはるかに民度の高かったタイからの輸入米ですら
ネズミの屍骸やら異物混入が跡を絶たなかったのをご記憶
でしょう?

中国には現状でさえ食糧が足りていないのです。
だから、ニセ食品が蔓延するのです。
だいいち、水が絶対的に不足しています。

そんな水や食糧の慢性的に足りていない国に主食を頼れないでしょう?

しつこく言います。
日本などの先進技術をつぎ込んだHACCPの工場で
作った食品でさえ被害を出したじゃないですか、
そんなお国のどこの田園で育てたか判らないお米を
食べるなんて自殺行為としか言えません。

そうしてこの米中の二国に共通している拝金主義と並ぶ
利己主義を思い出してください。
安価な産物を大量に送りつけて市場を破壊して次からは
値を釣り上げるやりかたです。

そしていざ不作、凶作になんかなろうものなら真っ先に
輸出を停止してしまいます。

ここにアフガニスタンと日本を繋ぐ小麦の話をご紹介しましょう。

水の豊富な先進国の品種を持ち込んだアフガンでは旱魃に
見舞われて近年、食糧危機が起きていました。
そこで日本から本来アフガンで栽培されていた在来種の種を
持ち込んで育てている日本人達の話です。

いかにも日本的な心温まる話です。  が
もし、日本が近視眼的に安価な米に飛びつき
農村が崩壊した後に米中が不作になり

あわや、日本が食糧危機に!  なんて事になったときに
こんな優しく救いの手を差し伸べてくれる国が
どこにあるでしょうか?

こんなお人よしの国はきっとどこにも無いでしょう。
日本人はこれだけ特殊なんですね。

abg 085


お米や農業はもちろん様々な産業を維持するのにはもちろん
お金が必要ですが日本人はお金もさることながら
誰かの役に立ちたい
有意義なことを為したい
喜んでもらいたいという気持ちが強いようです。
abj 048


米に対する思いいれと職人気質のような手をかける性質
そんなものが日本人にとってお米をより優れたものに
昇華させましたが、
もうひとつ日本人の手先の器用さという資質もまた
米作がもたらした恩恵なのだそうです。

稲があるから縄やムシロが作れ、ワラジが出来ました。
米作の出来なかったところではワラジも作れなかったそうです。
aar 114


太さの異なる縄は暮らしに欠かせないものでしたが
これを綯う、結ぶ作業全てが手先の器用さを要するものだったのです。

aav 186


最近では鉛筆をナイフで削らなくなり
靴のヒモを結ばなくなって子供達の手先はどんどん
不器用になってきているという指摘はまさにそのことの証でしょう。

そんなありとあらゆるステージに日本の暮らしと米の密接な
関わりを見るにつけ日本から米作の灯を消してはならないと
思うのです。

私はラーメン店を営んでいますが毎日3食×365日は
とても食べ続けられません。
いえ、それを可能にするようなモノを目指してはいますが
そんな生活をすればたちまち体がまいってしまうはずです。

なぜなら古代から連綿と続いてきた民族の食習慣は短期間では
変えられないからです。

いくらパンが好きだといっても同様でしょうし
饂飩、蕎麦が好きだといっても同様でしょう。
焼肉ならできますか?

いくら食の多様化といってもそれらは主食のお米の支えが
あって初めて
「どれも美味しいねぇ」と
言ってられるのです。

私はパスタを食べてもやはりご飯が欲しくなります。

いくら中国やアメリカの米が安くたって
美味しくなろうとも日本人は日本のお米を手放しては
ならないのです。

私が毎年一回だけ山菜採りに行く郷里の谷は田んぼの
跡です。
物心ついたころからそこは既に放棄された田でした。
50数年経った今でも両脇には水路が健在で立派に役を果たしています。

もし、そこで稲を植えようとすれば翌年からでも
行なえそうなままなんです。
いかに日本の国土が稲作に適しているかという事の見本の
ような気持ちで毎年見惚れています。

谷間の小さな棚田には、
私にはまるでお米の神様が
いつでも戻っておいでと微笑んで鎮座しているように見えるのです。

しつこく繰り返します。
水とお米を守り続ければそれだけで日本人は生きていけるのです。
肉や車の無かった頃からそうして生きてきたんです。

aar 070

aau 054

aar 102

aar 111 aau 016 aau 049












スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://oisiitoyama.blog96.fc2.com/tb.php/963-0f2880c0