2012.08.18 熊野川雑感
先日、かねてから気になっていた熊野川の様子を
見てきました。

富山市にはそれこそ網の目のように水路が張り巡らされていて
何々水系と呼ばれる、いわば水の経絡があります。

それらは農業用水などで大いに活用されてきました。
しかし、最後には生活排水や農業排水などで汚れ
釣り人からは忌み嫌われて見向きもされなくなってきたのです。

ですからここ富山市では身近に川釣りを楽しむという
習慣は老若男女を通じてあまり根付いていません。

ところが下水の整備が進んだおかげで生活排水が
入らなくなった事が要因なのでしょう。
かつては悲惨だった用水までがキレイになってきているのです。

昔は海釣りばかりしていたから目に入らなかったのが
川釣りを始めた途端、
現金なもので川の様子が気になるようになった
というわけじゃありませんが

海はテトラポッドが入りすぎてどんどん命が少なくなって
魚やカニなどが見かけられなくなっているのに反比例する
かのように川は蘇りつつあるように感じられるのです。

それで熊野川に目星をつけていた訳です。

ところが中流以上を見た限りでは
好印象をもてません。

師匠が常々語る「魚目線」でいうと
どうも住まい環境が芳しくないのです。
川に入ってみると小魚はそこかしこに泳いではいます。

川底には玉石がごろごろと連なってはいるのですが
命の少ない白い石でもないかわりに
モロモロが一面に附着していて珪藻のついた石など皆無
これが富栄養化した川というのでしょうか?

『こんなはずではない』と思いつつどんどん車を
走らせて上を目指しました。

まもなく熊野川ダムという頃に様子を見ようと降りると
なんと「禁漁区」ののぼりが立っているではありませんか
これじゃ諦めるしかありません。

でも釣りをしないにしても
覗き込むと川の様相は先ほどと変わりありません。
aak 003

aak 004 aak 006 aak 005


ダムが作られた事が原因だという人もいるでしょうが
たった一つのダムで川がこんな様子になるんでしょうか?

清流にヤマメが釣れるというウワサもちらほらと
聞きましたが、少なくとも今回見てきた流域では無さそうです。

ダムの上流は隘路が厳しいので途中で引き返しました。

途中
牛が放牧されていました。
熊を里に寄せ付けないようにされているものです。

aak 001 aak 002

のどかな光景ではありますがこれもまた釣り師には敬遠
したい景色です。

しかし、今までただ川を上から眺めていただけでしたが
魚目線で見るとそれぞれの川がこんなに違うことに
今更ながら驚きました。

市内の水路がきれいな水に変わり
子供たちが小魚などを釣って手軽に水に親しむ光景を
見られるようになるのはもう少し時間が必要なようです。

さて次はどこの川を遡ってみましょうか。


スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://oisiitoyama.blog96.fc2.com/tb.php/939-1803d2ed