早朝静かな山中をどこまでも歩き続け
とうとうこんな所まで来ました。

IMG_3979.jpg

 IMG_3978.jpg IMG_3980.jpg



新緑を愛でる心と言葉は農耕から生まれたと言います。
木の芽雨
緑雨
万緑
緑風
若葉雨
新樹
山若葉
厳しい冬の終わりと恵み溢れる農耕季節の始まりを
告げる自然の使者であり
忙しい農耕作業を計るカレンダーでもあります。

IMG_3981.jpg


ついこの前まで芽吹きの鞘を残雪の上に撒き散らしていた
と思ったらもうすっかり新緑真っ盛りになっています。

そんな初夏の明るい日差しの中この日も釣りに行きました。

トンネルに入ると自然のクーラーまでついています。
IMG_3982.jpg

まさしく天然の水冷クーラーですね。

ここはえん堤のトンネルです。
下から見るとこうなっています。
IMG_3994.jpg


この辺りまで来ると人の足跡がほとんどありません。

IMG_3983.jpg

普通、釣り場には誰かが落とした袋とか空き缶などが
落ちているものですが
吸殻一個、見当たらないばかりか
コンクリート片、金属片のひとかけらすらありません。

IMG_3989.jpg IMG_3992.jpg IMG_3985.jpg


つまり人間の気配はあのトロッコ軌道まで
そこから一歩分け入るだけで人外秘境というわけです。

IMG_3986.jpg

ここなら初心者の私でも釣れそうです



それほど甘くはありません
やはり難しい。

このいかにも釣れそうなポイントでも一匹も姿を見れません。

IMG_3984.jpg

その後に師匠は立て続けに数匹を上げます。

でもいいんです。
負け惜しみを言うわけじゃありませんが
周りをながめつつひと気の無い峪を昇り降りし、
こうしてお昼を取ると
日常からすっぱりと切り離される感覚になり
気分一新されるんですね。

この日は鮭のお握りとモズクの味噌汁、フキのぬか漬け。
この峪はまだ涼しいので虫が少なく
静かに食事ができました。
IMG_3991.jpg


さて帰路は道すがら山菜を摘んで行きましょう。
転んでも山菜を手に立ち上がると言われた
本領発揮です。

最後に目のくらむような巨大えん堤を降りて帰宅したのですが
あまりの恐ろしさに写真を撮る余裕はありませんでした。

帰宅後は山菜を加えた「イワナ飯」を作ります。

師匠はもっぱら「イワナの焼き枯らし」を作って保存するそうです。
いずれ詳しくご紹介する機会もあるでしょうが
この焼き枯らしというのは山で寝泊りしつつ釣り歩く
釣り人の行なう仕事でして

夜、焚き火の回りに距離を置いて串刺しにした魚を並べ
非常にゆっくりと焼き上げるものです。
焼くというよりむしろほぼ完璧に乾燥させた状態で完成していますから
保存性に優れ旨味が凝縮されるというわけです。

山だったら軽量化と小さく縮む分荷がかさばらないという
利点も出てきます。

この焼き枯らしで骨酒やイワナ飯を作るそうです。
旨そうです。
いいずれご紹介いたしましょう。

aac 011




スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://oisiitoyama.blog96.fc2.com/tb.php/924-24c80c9b