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今年から始めた渓流釣りに案の定
見事にはまってしまったわけですが、師匠のおかげで
釣り師垂涎の尺物を含む大物を釣ることができました。

世はキャッチ&リリースばやりですが、私は食べます。
せっかく釣れた獲物をどうやって食べるかが釣り師の愉悦だからです。
その点、料理をしない釣り師は大きな最後の楽しみを損しているとさえ思っています。

岩魚を食べるとすると
まず、
塩焼き、骨酒、田楽、からあげ、などが思いつきます。
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それらも結構ですがなんというか山ノ神への感謝を
込めたものを作りたくて寿司にしました。
古来から寿司とはそういうものだからです。

姿寿司
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押し寿司
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なかなか見栄え良く出来ました。
岩魚は骨が硬いので骨まで丸かじり出来るように
仕上げるのにはニ~三回の試行錯誤が必要でした。

ところが!
お客様の中で岩魚釣りの達人がおられて
この方はなんと鱒寿司のように岩魚寿司を仕上げて
お持ちくださったのです。

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参りました

おまけに美味しく作る話をしているうちに
とんでもないアイデアを披露されるのです。
ここに許可を頂かないで勝手ながら公表してしまいましょう。

それは昆布じめにした岩魚を押し寿司に仕立てるという
コペルニクス的転回な発想なのです。
これには驚きました。

岩魚でさっそく作りました。

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昆布の旨味が入りとても美味しく仕上がります!

これは!
懸案の「富山湾の箱寿司」に使えます!

完成に一歩確実に近づきました。
許可ももらわないで公開したのもそれが理由です。
富山らしい寿司をもっと沢山の人に手がけてもらいたいからです。

鯛などの白身魚の押し寿司にこれはとても有効な方法です。

いや、素晴らしいアイデアマンもいらっしゃるものです。
驚きました。

岩魚は渓魚ですがまさかここから富山湾の箱寿司のアイデアがもらえるとは思いもしませんでした。

近々もう一歩前進したカタチでトライいたしましょう。

さて、岩魚の箱寿司です。
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昆布じめにしたまま冷凍庫で2週間程度寝かせてから使います。
中には焼いてほぐした身に酢を振り掛けて挟みました。
ですから岩魚のとも寿司となります。

これは私の造語で、上ネタと中が同じ魚種の場合こう呼びます。
例えば鮭の身とイクラを和えた場合に「とも和え」と呼ぶのと同義です。
マスと筋子
アジとアジ卵煮つけ
などその組み合わせは限りなく広がります。

お客様からお預かりしたサクラマスなども中落ちを焼きほぐして中に挟みます。
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河釣りのサクラマスはとても貴重で脂の乗りも素晴らしいものですが、
このとも寿司仕立てにするといっそう味わい深くなります。

メジマグロ(関東ではヨコワ)なども腹皮を煮るととても
美味いものですが、これを細切りにして中に挟み
上には昆布じめにしたメジを乗せて押し寿司に仕立ててみたいものです。

そろそろ河もシーズン終了しますが非常に有意義かつ大収穫となりました。
師匠とアイデアをご提供頂いた先輩、そして山ノ神に感謝。

でも次にはキノコも採らせてくださいとお願いするのですが・・。

人間は欲張りで山ノ神はけちんぼだと言います。
木の葉一枚くれてやるのも嫌なのだそうです
果たしていかがなりますやら。


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