お盆は休まず仕事をし、22,23と連休を取り有峰で息抜きをしました。

この日は師匠の松浦さんも私も足がやや不調だったので
わがままを言って易しい場所での釣りです。
それでも場所選定の確かさと、入山の前に有峰の神様に
御参りをしたご利益とで大物連発です。

ありがたい事です。
おまけにチチタケというキノコまで一本採れました。
急斜面だったので探せば他にもあったのでしょうが
とてもそんな余裕はありません。

有峰では易しい場所と言えども急崖ばかりなのです。

このリベンジは次回に取っておきましょう。

帰宅してすぐに調理します。

今回は中国料理にします。
ついでですから過程をご紹介します。

中国では昔から木材資源が少なく庶民は炒め物中心の献立だったそうです。
燃料不足だったんですね。
ですから煮込み料理というのはそれだけでご馳走だったわけです。

宮廷料理が主な日本の中国料理界では
格別なことも無い魚の醤油煮込みですが、
お出ししたときに
「おぉ、この料理は紅焼といって最高のものなんだ!」と
在中経験者が感激した時も『???』でした。

宮廷料理の世界では例えばツバメの巣とか乾燥ナマコ
フカヒレや、あと未経験ですが熊の掌などの方が高級だと
思っていたので不思議でした。
もちろんそれらも長々と煮込みに煮込んで仕込みされる
べらぼうに燃費のかかる食材ではあります。

そういう
燃費という観点から見ることもまた面白いものです。

さて、紅焼とはいっても赤黒い色です。
この色を出す為に普通はカラメルを作ります。
仏料理でもシチューの色に深みを出すときには加えるそうですね。

ウチには黒いラーメンのタレがありますからそれを流用
しましょう。
富山ブラックな紅焼というわけです。

魚は普通イシモチやマナガツオがよく使われます。
イシモチなどはこの方法で煮るのが最も美味しいと感じます。

(材料)
魚、ネギ、にんにく、キノコ類
(調味料)
酒または紹興酒、砂糖少々、醤油、ケチャップ少々、水
水溶き片栗粉、ごま油。

煮魚はスープでは作りません。
水で煮込みますからご家庭でも簡単です。

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下ごしらえしたイワナを醤油にまぶしておきます。
ネギはザク切りキノコは削ぎ切りにします。
ニンニクは小粒を丸で用意。

魚を油を敷いたフライパンで焼き、移しておきます。
空いた鍋でネギをよく炒めます。
材料を全て入れて水を注ぎます。

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調味料を加えフタをして煮込みます。
ニンニクが柔らかくなったら仕上げに入ります。

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水溶き片栗粉を薄めにしたものを少しづつ加えます。

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この時には
鍋を左手でグルグル回しながら
お玉を右手で少しづつ傾けて流し入れる
という手法で行ないます。

TVなどでもご覧になったことがおありでしょう?
最後に向こう側からごま油を少量垂らして
鍋を大きく振って大返しして
180度ひっくり返して皿に移し、完成。

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この大返しというのは
例えばチャーハンや炒め物でよく見る小返しに対し、
ホットケーキをひっくり返すようにして正転させる手法です。

フカヒレの姿煮やナマコ、アワビなどの
キレイに並べて煮上げた料理は全てこうしてひっくり返して
盛り付けられたものです。

が、しかし
油や熱い煮汁が跳ね飛ぶ危険があるので難しければ
小返しだけでも充分でしょう。

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今回の感想としては、
チチタケはもう少しよく炒めた方がよかったでしょうか。
それでも初食としては好印象でした。
イワナとキノコの有峰の恵み。
大変美味しく、ありがたくいただきました。
合掌

夏はこうしてゆっくりと過ぎ去り、
巨大なステージは秋色にとうつろいます。
山菜からイワナ、そして待望のキノコ。
もう少しだけ遊ばせてくださいと
有峰の神様に祈ります。






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