近頃は富山から築地に直送便が魚を運ぶので地元でも徐々に魚価格が高騰しつつあります。
なかでもそんな傾向が顕著なのが「赤ムツ」

左の2尾が赤ムツです、横綱クラス。見た目よりはるかに美味しい高級魚 左です。
右のサバ3匹よりムツ1尾の方が高価。
富山では「のど黒」(ノドグロ)
「魚神」(ギョーシン)
脂が乗っていて刺身によし、焼いてよし、煮て最高、と何でもござれの高級魚です。
「神」と名づけられるのも無理も無いです。

水は低きに流れ  物は高きに流る  のは道理ですが
それでもまだまだ地元では東京より安く買えます。

それでも希少な魚種なんだから  と思っていたらなんと
幼魚が安く、しかも大量に揚がっているではないですか!

こんなに獲るから少なくなってしまうんじゃないか! とか言いながら
買ってきました。

幼魚でも程よく脂がありしっとりとした味わいです。
少しだけ刺身で頂き残りは「干物」にします。

干物作りは簡単ですが奥は深い。
ウロコ、腹を出して3枚か開きにします。
小さな魚なら腹を出すだけでもいいでしょう。

4~5%の塩水に漬ける方法と振り塩でやる法があります。
塩水は一般的です。1~4時間漬け込んでからネットで干すだけです。

振り塩は塩焼きをするつもり ぐらいの塩加減で0.5~1時間 置きさっと水で塩を洗い流して干す  のと
揚げ物の下味程度の塩をして一晩置き翌日そのまま干す  という方法があります。

どちらも専門でやってる方は魚種によって使い分けてるんでしょうが、
私はその時の事情で決めます。

大量にあって冷蔵庫に入らない とか今回のように捌いてみたら雨が降りそうになったので干すのは翌日にした  とかです。
何度か挑戦してみてその辺の臨機応変を学習すれば意外と簡単に美味しい「干物」を自作できます。

干物ネットで干します。無風時には専用の古扇風機で風を当てます

かわいそうな位更に小さくなってしまった赤ムツ <br />やはり神の子小さくとも品のある美味しさです!


小さくてもさすが神の子とても美味しいです。
干物にするなんて と呆れ顔してた家内も喜んでくれました。
でも、うわてがいまして 買ってきた所では「すり身にしてみようか?」などと神をも恐れぬ不埒なことを言ってる輩がいました。

昨日の急激で激しい雷雨は天罰では? とつい思ってしまいました

そうそう肝心な事を忘れていました
塩です。
いい塩を選ばねばいけません。
さりとて日常的に使用可能な価格でもなければいけません。
最近は天然塩ブームでミネラルを添加増量した塩まで出回っています。
こんなのは高価すぎていけませんね、また体にも悪影響がでるそうです。
我が家では全て沖縄の天然塩「シママース」かオーストラリアのシャークベイ天日粉砕塩で行います。
自然な旨みが全ての食材の味を引き立たせてくれます。

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