先日、松浦さんという方に永田さんと一緒に
山菜採りに連れて行っていただきました。
そこで教わったのがアザミの見分け方です。

アザミにはモリアザミやサワアザミなど数種類があります。
花もピンク色や紫色などがあり、いずれもキク科特有の芳香
をともない全て無毒で食用になります。


「山ごぼうの味噌漬け」という商品をご存知でしょうか?
あれはモリアザミの根を漬けた物です。
もちろん栽培されたものなのですが、
風味が良くて大変美味しい物なので自分で採取製造したいと
思ってはいたものの、
私は永年これが同定できなくて半ば諦めかけていました。
(ヤマゴボウという名の野草もありますが有毒。要同定)

普通のアザミの根は掘りづらく、またとても硬くて繊維の束
状態の筋だらけで到底食べられません。
でも牛蒡の強い香りだけはします。
何度か漬物にトライして、とうとう断念していました。


この日、山道を歩いていて松浦さんが
アザミはこれが美味しいんだと指差します。
見ると葉の形が他のと違っています。

普通はタンポポのように切り込みの深い葉なのですが、
これは先が広く、やや丸みを帯びているのです。
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「それは知らなかった」と早速採取しました。
ついでに根も掘り返してみます。

柔らかいのです!
これはいけそうです!
秋に掘り起こしに来ましょう。

秋にその顛末を書く事にします。
もしかしたら秋に起こし、プランターに移植して栽培し、
根を肥大させなければ食用にはならないかも知れませんが・・。
とにかく希望が出てきたのは嬉しい事です。

ところでアザミは全て食用になるとは書きましたが、
私は今まであまり好んで食べませんでした。
好きな人はこの時期柔らかい新芽を抱え込むように大量に収穫しているのは知ってはいましたが、
まず、葉にトゲがあり痛い事、
次に切り口から乳液が出るのでクセが強そうに思えた事。
それと、正しい食べ方を知らなかった事です。

「これは食べれる山菜だ」と習ったら必ず一度は食べて
みます。
そして美味しかったら次からはせっせと採る。
それほどでもなかったらパスする。
というのが私のスタイルです。

できるだけ予断は持たないよう努めています。
こうした結果毎年採取する種類は増える一方なのですが、

アザミは先端の葉だけを天ぷらにして食べたっきり。
何の味も解りませんでした。
油と衣の味しかしません。
「あ、これは風味に乏しい山菜だな」と思い込んで
通過してしまっていたのです。

この日、松浦さんに聞かなかったらとうとう再挑戦せず終い
だったと思います。

久しぶりに手を出すとまだ小さな新芽はトゲも柔らかく
手に刺さりません。
しかも、新芽だからか、それとも種類の違いからなのか
特有の乳液が出てこないのです。
これは扱いやすい山菜ですね。

帰宅してから水洗いして、黒くなった切り口をもう一度
切り落とし下葉を取ります。
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試しにこの下葉だけでキンピラにしました。
思ったよりも柔らかく、クセが少ないですね。
程よい野趣の香気があり美味しく食べれます。
ご飯にぴったりです。
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「え? 旨いじゃないか!」

いや驚きました。
とんだ食わず嫌いでした。

反省して次に肉じゃがに入れてみました。
こうしてある程度煮えたところで投入。
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さっと煮立てて仕上げます。
これはヨモギの伸びた茎などでも行なわれます。
ヨモギも美味しいのですが、アザミもクセを感じる事なく
美味しくいただけます。

それでいて野趣香気をかすかに感じます。
これは美味しいですね。
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美味しい山菜とは
クセが無いということではないのです。
程好い野趣漂う香気、これがポイントです。
もちろん好き嫌いはそれぞれですが。

次はオムレツに挑戦。
エラ(ミヤマイラクサ)
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と一緒に塩コショウで炒めてから
オムレツに仕立てます。
形は良くないですが、上からかけた
バルサミコソースと相性バッチリです。
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アザミ、いいですね!
次は気合を入れて大量に採りましょう。

松浦さんに感謝!

次に気合を入れて採ったら保存方法なども記していきます。












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