マヨネーズを初めて口にした時を今でもはっきり覚えています。
若い人達は生まれたときから当たり前のように身の周りにあったからそれほど鮮烈な記憶としてお持ちの方はいないでしょう。


まだTVの無かった頃、
日本中が今のようなひとかたまりの情報にくるまれていなかった頃には
マヨネーズはおろかチーズや餃子も何も知らない子供たちというのは
全国の田舎、いたるところに普通にいたのです。

TVがそれらを一気に広めたと言えます。
木の実ナナさんが今とまったく変わらないお顔で
「ホイホイミュージック」をやっていた頃
提供がQPマヨネーズでした。

(話は違うがなんであんなに変わらないんだろうか?)

母親が買ってきたその新しい調味料
味の第一印象はひどいものでした。
油   です。
『なんだ この異様に油油したものは!?』
ウェ と驚きました。

ところがそれから数年もしないうちにすっかり常備調味料になりました。
始めは使い方を知らなかったんですね。
ポテトサラダ、マカロニサラダ・・・
マヨネーズがもたらしたカタカナメニュー達は沢山あります。
そうして日本人は油を沢山食べるようになってきたのです。

それから味の素、日清が参入してそんな大手で
JAS規格まで作りました。
この際ですから言っておきましょう。
マヨネーズは日本が初めて作り出したモンなんかじゃありませんよ。
マヨネーズの歴史こちらでも書いてありますが
18世紀にはとっくに存在していたものなんです。

その大手同士がまるで談合の取り決めでも交わすかのように
決めた規格にはこれとこれとを入れた物”だけ”が
マヨネーズとしての表示を許される とあったのです。

ちょっと待ってください。
貴方達誰に断ってそんな事を決めれるの?
貴方が世界で初めて商品化したとでも言うつもりなの?
少し厚かましいんじゃないの?

という話なんです。
カレー粉のC&Bだってそんな恥ずかしいことはやりませんでした。
おかげで日本はS&Bという素晴らしいカレー粉を手に入れることが出来たのです。

何故その規格が問題になってきたか  というと。
松田のマヨネーズが出てきたからなのです。

大手各社はそこそこの材料で仲良く金儲けにいそしんでいるっていうのに
今で言うならKYと言うんでしょうか、
松田さんは超吟味した材料で販売を始めたのです。

おまけに各社がグルタミン酸ナトリウムで味をまとめているのに
ここのは一切入っていません。
もともと体と自然に優しいものを作りたかった人なんです。
蜂蜜を少量加えました。

大手各社はそこを突きました。
もちろん直接手を出す という愚は犯しません。
監督官庁にやらせます。

昔からこの監督官庁というのはメーカーの味方です。
一説には天下りをさせてくれるからという話もあるくらいです。
消費者の味方なんかしても一円にもならないからなんて
言われ方をされてますね。

「それはマヨネーズとしては認められない」
「マヨネーズとして販売することはまかりならん」
というわけです。
どうです、ひどい話でしょう?

零細メーカーとしては言いたいことも山ほどあったでしょうが
泣く泣く従いました。
「マヨネーズタイプ」と
ラベルを変えて販売をするハメになったのです。

ところが!
その事がマスコミで流れるとクチコミで評判になり
判官びいきの心に響いたのです。

松田のマヨネーズはマヨネーズだの会
が結成されました。

そして見事マヨネーズであると認めさせることができました。
どうです?
痛快でしょ?
JAS規格を変えさせたのです。

もともと何のための規格か?
人の幸せの為のものではないのか?
という理屈の通じない相手に対して素晴らしい快挙というべきでしょう!

袋の裏書を移し書きます。

おかげさまで”マヨネーズ”です

皆様の応援のおかげで蜂蜜が入っていても”マヨネーズ”と
呼べるようにJAS規格が変わりました。
署名運動や励ましの言葉など本当にありがとうございました。


誠に重宝してありがたく使わせていただいております。
ちなみに、蜂蜜ですが
100%蜂が集めた国産品ですが
それだからこそ一才未満のお子様には与えないでください
とも書いてあります。

本物です。

関連を張っておきます。
海の精 インタビュー
松田マヨネーズの詳細
松田マヨネーズのホームページ

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