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メヒカリ
富山ではミギスまたはニギスと呼びます。
冬、底モノが上がり始めると姿を見始めます。
脂の乗った魚で特に旨いのが肝です。
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ですから、塩焼きも一夜干しも腹を出さないで丸のまま行います。
大変脂が多いので上手に焼かないと燃えたりします。
上手に焼くと全身から染み出た脂が意外と軽く不思議な旨味の魚です。

大きいのは三枚におろしてフライや天婦羅に、
小さいのは開きにして同じく揚げ物にします。

とここまでは普通です。

あまりにこちらでは普通なので画像も準備していません。

これを刺身にしました。
少し前のことなので時期は忘れましたが秋口だったかと思われます。
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脂が多いとしつこいと感じる人もいるでしょうが、
この刺身は全くしつこさを感じさせません。

甘い のです。
脂を甘い と言うといかにもダメ舌のように聞こえますが
新鮮な魚の脂は確かに甘く感じますね。

これは体の喜ぶ栄養素ならではの甘露というものなのでしょう。

一方体の欲しがる甘味というものもあります。
私が多用する引用で、以前に某中学校でお話をさせていただいたところ中学生にも理解してもらった話です。

よく、トンカツや焼肉を食べた後に無性に甘いものを欲する事があります。
コース料理ではその辺をちゃんと押さえてデザートに甘いものを組みます。
これは何故なのか?  という話です。

美味しい肉料理でおなか一杯なのにまだ甘いものを食べれる
と言う事で「別腹」とも言いますよね。

はいそこのドッキリした貴女! ここが要ですよ!

生物としてのヒトの食性は急激に変化しません。
いくら化石燃料を使うようになったからといって食性が植物から変化して石を食べたり とはなりません。
古代からの味覚は遺伝子にずっと刷り込まれ伝え続けられているのです。

私たちが体に良いものを口にした時 「甘い」 と感じるのは体が喜んでいるのです。
逆に「甘い」モノを欲しい時には体が栄養を欠乏しているよ  とシグナルを発しているのです。

そこで砂糖のたっぷり入った甘いものを摂ってはいけません。
甘い=砂糖  という図式が成り立ったのは ヒトの食性で言えばほんのつい最近の事なのです。

では大昔からの遺伝子に刷り込まれている「甘い」とは一体何なのでしょうか?
それは果物です。

そう、肉をたっぷり摂った後に体が要求しているのはCを始めとするビタミンだったのです。
たっぷりの肉の後にアイスクリームを大量に食べる 
という習慣の方がもしいらっしゃるのなら改めた方が賢明です。
ひと切れの柿かみかん一個で代用できます。
体を助けてくれるはずです。

そしてたまにはこうして
新鮮な魚の「甘味」を味わってみてください。
優しい甘味という味覚もあるのです。

砂糖やクリームほどの衝撃はありませんが
体に負担もかけません。

優しい甘味に慣れると体の求めるシグナルを上手に聞けるようになれるかもしれませんよ。
甘いものが食べたい→アイスクリーム!
と  ばかりじゃないんです。

日本人でよかったと感謝します。

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