おなじみ期間限定メニューの「ワンタンメン」の再登板です。

もしかしたら諸事情によりこれが最後の登場になるかも知れません。
3週間の期間限定です。

毎度 同じ事を繰り返すのは気が引けますが人気が高いのでご容赦を願います。

小麦粉を水で練ったものを全て「麺」と呼びます。
イタリアではこれを「パスタ」と総称します。
というわけでワンタンもまた麺料理のカテゴリに入ります。

したがって一番重要なのは「皮」です。
主役が皮なんだとしっかり認知しなければいけません。
そうしないとうっかり肉が主役のようなアンバランスなものを作ってしまいます。

具材はあくまでも引き立て役でなければなりません。
しかし、最高に美味しい皮を用意したなら当然それに負けない美味を包んでやるのが私の仕事です。
皮を作ってくれたプロに対する相応の礼儀というものです。

前回も記しましたが、
豚ひき肉は加熱すると硬く締まります。
それに比べると鶏ひき肉は肉汁をたっぷりと出してくれるので
柔らかく仕上がります。

よって其々半々で混ぜます。
玉ねぎを極小に刻み混ぜます。
その上で、メレンゲをたっぷりと加えてふうわりとした仕上がりを演出するのです。

茹でると鶏肉からたっぷりと肉汁が出ますがその美味しさはワンタンの皮で
閉じ込められ、かつ皮もまたその旨味を吸い込んで麺として完成していきます。
豚ひき肉のしっかりとした旨味、鶏肉のジューシーな美味と良い香り
メレンゲによって作られた気泡の中に全てそれらが閉じ込められて口中で破れるのです。

「熱いですからヤケドをしないでくださいね」
と申し添えてお出しします。
が、大抵の方は軽くヤケドをします。
美味しいからです。
つるり  と入ってくるからです。

空にぽっかりと浮かぶ白い雲

それをレンゲですくって食べるとこんな感じかな? と
私のイメージで表現しました。

料理人は料理で表現し、
      料理で思想を語り
      料理で自分を紹介し
      料理で遊びます。

その美味なる遊びをプラス150円でご一緒にお楽しみください。
例によって
「私が作るとこうなります」
と表示して挑発を繰り返しつつ本日から販売開始です。

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