手打ち中華麺のステップを日々上げている。
ステップ-2
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ステップ-3
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かつて富山市にも「佐野ラーメン」の系譜をなす「福力」という名店があった。
ここで青竹打ちの素晴らしい麺に出会えた。
残念ながら今はもう無い。

ところで、
私たちプロは一般の方々からみると調理場で手取り足取り「教わる」ものと思われるのかも知れない。

しかし、そんなことはどこの仕事場でもありえない話。
教わるのは本当に基本的な「作業」だけ。
たいてい大事な仕事というものは目で覚える。
見せてもらえないことも当たり前にある。
チラと見て後は頭で考える。
だから目の早い仕事人になれる。

もし、学校のように手取り足取り教えるという仕事場があったとすると
そこでは仕事の出来る人間は断じて育たない。
習わない事が勃発したらまず対応できない。

そうして厳しく「見習い」から育ててもらえた事に非常な感謝と僥倖を感じる。
大抵の仕事は見れば解るように 頭の構造が特化されてしまっているからだ。

だから「福力」さんでその美味しさに感動したのはもう随分前になるのに
今、こうして再現が出来る。
あの時に「福力」さんに「教わった」(食べさせてもらったお陰で)からこそ実際にこの手で再現が出来る。
そう、私達は美味しいものを食べた時には「勉強させていただいた」と言う。

お店をされていた頃すでにご高齢だったが今はどこにおられるのか?
ご健在なのだろうか?

こうして「仕事」は記憶とともに手から手へと受け継がれ語り継がれていく。
だが、しかし誰も尋ねない。
誰も教えない。
言葉では伝えようがないとも言える。
それでも僅かなヒントや行く手をかざす薄明かりだけを頼りに進める。
かつて暗夜航路を二人だけでそれこそ夜の河を渡るように心細く過ごした
頃よりははるかに平坦だとすら言おう。

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