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香酥鶏翅(シャン スー チー ツウ)というれっきとした中国料理です。
馴染みがないのも無理ありません。
これは定番料理というよりも宴席料理に供されることのほうが一般的ですから。

宴席では丸ごと揚げたりします。
私の場合は丸の中から骨を全部外してもち米を詰めるのが得意でした。
丸揚げにしか見えない所にナイフを入れるとぱっくりと切れるという瞬間が見物だったんです。
手羽先だけでこれを盛んにはじめたのが名古屋の居酒屋さんなんでしょうか。
いまではすっかり名古屋風として定着しつつありますね。

この手羽先と言う奴はから揚げにしても火が通りにくいのです。
またなんとか火を通しても骨離れが悪かったりします。

そこで今回はこのレシピを公開してみましょう。
中国料理ではよく仕事を重ねます。
これもそのひとつ
「蒸して  揚げる」 という技です。
手羽先に下味をつけます。

元ネタは塩コショウ+ネギをよく揉み込む というものです。
名古屋風ならみりん+醤油でしょうか しばらく漬け込んでおきます。

小麦粉をまぶして約20分蒸します。
これを冷ましたらほぼ出来上がり。
あとはお好きな時に油で揚げるだけです。

強火でからっと揚げるのがポイントです。
名古屋風なら白ゴマをくっつけて完成です。

さてここからがいじりです。
下味なんて自在にできますね。
カレー味、唐辛子風味、
揚げてから田楽味噌にくぐらせる「揚げ田楽」でもOKでしょう。
いかにもいじりやすそうでしょう?
酢醤油をベースに香味野菜をたっぷり混ぜてソースにして上からかけるのもOKです。
これは油淋という料理になるんですが、なに家庭料理ではそんな事に構ってられません。
どんな香味野菜を加えるかで風味はがらりと変わって面白いものになりますから
あえて何々とここでは書きません。

自由な発想でチャレンジしてみてください。
揚げる時間が短いですから、油くどくなく、柔らかい、しかも骨離れの良い美味しいおかずになります。

ちなみに画像はお昼のミニ丼のおかずとして小鉢で出したものです。
これを出すと皆さん骨先までかじります。
鶏は皮が一番美味しいのですが、そういう意味では皮の比率が最も高いから揚げだとも言えますね。



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