山菜採りは採って来た時間の数倍 後始末の時間がかかると言われています。
が、実際はもっと手がかかります。

例えば「野ブキ」なら
  山で収穫
  家で葉を落として茹でる
  冷ます
  皮を剥く
  カットして調理、または保存ビンにて保存用加工
といった手間がかかります。

これをトータルするとだいたい10倍くらいの時間が必要ではないでしょうか?
一時にするのではなく暇をみて行うから可能な仕事ですね。

それでも楽しいと思える人(苦にならない)
そこまでしても美味しいものを食べたい人  が喜んで手を出します。
そしてその採って来た山菜の種類が多いほどその苦労(あるいは喜び)は多量になります。

ところが最近どういう訳かお店の方がやけに忙しく
この暇ができません。
すると山菜の片付け作業は寝る間を削って行うしかなく、
というわけでこのところ寝る間の無い状態が続いています。
ブログの更新どころか沢山頂くメールの返信もままなりません。
これを多忙と言って良いのか間違っているのか もうそれすら判断できない状態の半脳死段階です。

(思えば子供の頃、夜トイレに行こうと起きたら母親が夜なべしてフキの皮をむいていました。)

この山菜highな状態が時にはとっぴな思い付きをします。
『目の前の大量の山菜をキンピラにしてしまえ』

というわけでやってみました。

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例えば山ウドの仕事はどうするかというと。
根回りの太い所は皮をむいて酢の物などの生食。
先端部分は天ぷらに。
そして残った、むいた皮を刻んでキンピラにします。

普通はこうして処理します。
ところがそれがあまりにも大量にあったらとてもそんなのんびり構えてられません。
それでなくとも山菜はすぐにしおれてしまいます。
そこで全部まとめて一気に刻んでキンピラにしてしまうのです。

泥を落とす作業だけは丁寧に行います。
よーく洗ってきれいにしなければ後が台無しですからね。

いっきに刻みます。
いっきに炒めます。
いっきに片付きます。   素晴らしい!!!!

しかも超美味しい!さらに素晴らしい!

あちこちに配り、無理強いして食べさせた所、どうやら脳死状態の判断ミスではなく本当に評判が良く
どうやらこれは自分だけじゃなく人様にも認めていただけるシロモノのようだな となりました。

そこで「おいしい富山本舗」のメンバーの「2323さん」の登場です。
彼は現在朝市でお店を出しています。
「越州村」(富山市の商業施設)の朝市です。
さっそくそこで販売してもらいました。
それが先ほどの画像です。

使う山菜はその時々の収穫したもの、八百屋さんで仕入れたもの
要するに国産、地物のみ と言うわけです。
これが案外評判が良いんですね。
万事塞翁が馬 なのか瓢箪から駒 なのか
まったく何が幸いするのか判りません。

中身は色々ですがその時期に採れる山菜の風味を活かして かつ程好く殺して
どなたにも食べやすい味になるように細工を施してあります。
(ちょっと腕自慢も入ってます)

コシアブラ、ウド、ミヤマイラクサ、ショウマ、クレソン、ミョウガタケ、ネマガリタケ
モミジガサ、オオバギボウシ、ヤブレガサ、モウソウチク、ワラビ、フキ、
オオナルコユリ、ユキザサ
などが今の顔ぶれです。

そろそろ次の顔が出てきます。
真ダケ、セリ、ハチク、山ミツバ等など

普通こんなんをキンピラになんかするか? というような高価なのも
委細構わずいっきに放出して作ると どうなるか?

答え_ゴージャスな味わいのキンピラになります。

ありそうで、どこにも無い味の「山菜のキンピラ」です。
2323さんが早起きして頑張って販売しています。
もうそろそろ片付けの頃でしょうか?




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