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始めにお断りしておきますが、私は写真を撮る時はお店の許可を得るべきという考えを持っています。
その上で出来るだけきれいに撮り、載せなければ失礼だと考えるからです。
お店というのは不特定多数が集まる「公」ですから撮影の許可を得ないで撮るのはマナー違反ですし、
隠し撮りのブレた画像ではいかにも不味そうに見えてしまうからです。

先日初めてこのお店に入った時に店主が随分若いのにちょっぴり不安感を持ちました。
ところが食べ初めてすぐにそんな不安は吹き飛び、あまりの美味しさに感動してこの日の再訪となりました。
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お店の名前は「がらくた」
備長炭でじっくり丁寧に焼き上げてくれるのは
店主の「大野 雅弘」さん。

料理人というのは門を叩くまでは素人なのですから一番初めにどんな店に入るのかがとても重要で、その後の料理人人生に大きな影響を及ぼします。
そういう意味では彼は実に幸運な出会いをして
そして、その幸運を逃さずしっかりと腕を身につけたのですね。

若くても、その丁寧な仕事振りからいかに熱心に取り組んできたのかが眼に見えるようです。

壁一面に全国の名酒のカップ酒(正180ml)が地方別に並べられています。
これが嬉しい事に600円で冷やされて出てくるのです。

この日は5本コース(900円)を頼みました。
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初めにササミの塩わさび  取り皿には特製唐辛子味噌が添えられています。
中はしっとりとした仕上げです。
こういうシンプルなものだと炭火の移り香が感じられます。

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砂肝、ももネギマ、手羽先。
ちょうど食べ終わる頃合をみて出てきます。

炭火で炙られた脂が落ちそうな頃にくるりと返され絶妙な「焼き」の技で仕上げられるそれらは
程好く脂が抜け、心地よく脂が肉の中で躍っています。

焼く  というシンプルで原初な調理には実に多くの美味の壷があります。
ただ、火を通すだけではない、脂を落としながら落としすぎない。
水分を抜きつつ、抜かない。
焦げ目をつけながら、おこげではない香りをまとわせる。

そういった諸々をじっと見つめながら焼き上げるのです。
旨くないはずがありません。

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せせり で5本コースの終了。
つくね と焼き厚揚げ を追加。
ボリュームたっぷり。
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熱々のヤキトリを頬張り、キリリと冷えた純米を飲むと
あっという間に時間が経ちもう3杯目。
この日は 天狗舞、会津娘、上喜元と美味しいお酒ばかり頂きました。

地酒もいいですがお店では普段飲めないお酒に挑戦してみたいものです。

最後に声を大きくして紹介したいのが
〆の料理群です。

焼きおにぎり、焼きおにぎりのお茶漬け、鶏がらのラーメン
無添加のものは心地よく腹に納まり翌日もたれていません。
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なにやら怪しい動きをしているなと思ったら。
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これが焼きおにぎり。
きりたんぽのようでしょ?
これが香ばしくて、すっきりとしたスープも本当に美味しいのです。

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これが最後に頂いたラーメン。
上品な吸い物を思わせる雑味の無いキリッとした味です。
濃いガラスープを上手に引ければ
「これで充分過不足の無い味わいなんです」と店主の
主張が丼から聞こえて来そうな一品です。
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沢山頂いた後のラーメンですから量は少量で丁度です。

せっかく美味しい物を食べた後で変なものを添加したラーメンを食べると翌日酷い眼にあいますが
ここで一通り仕上げれば無添加のラーメンが翌日のもたれを起こさない事を理解してもらえるかもしれませんね。

こんな素晴らしいお店が近くに出来ていたなんて今迄知らずにいて損をした気分です。
レベルの高い所からスタートした店は必ず向上(レベルアップ)していきます。
それを楽しみに見守りたいものです。
しかし、良き店であれかしと願うには客もまた良き客であらねばなりません。

店というのは「公」であるがゆえに両者で育てるものだからです。
店主はちゃんとそこを解っておいでです。
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控えめな張り紙でお客様へのたしなみを要求しています。
また入り口のドアには「小学生以下のお子様の入店はご遠慮ください」と書いてあります。

ここは大人の隠れ家、静かに美味と美酒を味わう空間なのです。
団体でバカ騒ぎをするのは慎みたいものです。



お店の場所は
国道41号線 向新庄口交差点を西へ100m
(レッドバロン、ローソンさんの角を西に入り100m 「らくだの車検」さん向かいです)

 



 
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