banner_br_sakura.gif

ほしがれいをやくにほひがする
 ふるさとのさびしいひるめし時だ

 板屋根に石をのせた家々
 ほそぼそとほしがれいをやくにほひがする
 ふるさとのさびしいひるめし時だ

 がらんとしたしろい街道を
 山の雪売りがひとりあるいている

       田中 冬二 の詩です。
子供の頃TVのCMでよく聞かされた詩です。
これを見ると冬の寒々しい景色が浮かびます。

先日氷見で炊き(かしき)の煙たなびくような景色を見てからずっと頭の中であのときの朗読が流れていました。

どこかにそんな景色はないものかとさまよい歩き、とうとうスキー場にまでやってきました。
ここより上にはほとんど民家は無くなってきます。

nrhb 071
かろうじて暖をとるストーブの煙を探し当てることができました。

かしきの煙とは言えないでしょうが今回はこれで満足すべきでしょう。
これからシーズンオフに入る平日の寂しいスキー場のペンションです。

これで干魚でも焼く匂いがすれば完璧。

    カマス焼く 香の露地いそぐ 秋の暮れ   
                            中村 孝子
    秋刀魚焼く 匂ひの底へ 日は落ちぬ
                            加藤 楸邨

二宮 尊徳さんは治世の結果を高台に立ち、
家々から立ち上るかしきの煙の数で判断した
と言いますが
国会議員の先生方は何をもってご判断されているのでしょうか?








スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://oisiitoyama.blog96.fc2.com/tb.php/482-6df4341b