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2009.03.21
山笑う

山笑う とは早春の明るく晴れた気持ちの良い山を指す季語だそうです。
山笑ふ野はさざ波の光満ち 手塚順
と言う事は山菜採りにいく時ってのは大抵笑ってるんだな と思い
そんな山の笑う姿を撮ってみようと出かけました。
この日の狙いはフキノトウとお山。

さざ波の光満ちるのはいいんですが春かすみで遠景がぼけますね。




狙いのフキノトウもまずまずの収穫でした。


今年は温かいので出が早いようです。
開ききったのも沢山あります。
つぼみから開き始めた頃が一番食べ頃なのですが、フキ味噌にするのならかなり開いたのでも充分美味しくなります。
右はカンゾウの芽です。
ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ニッコウキスゲなどの新芽。
もちろんニッコウキスゲなどは希少ですから採ってはいけませんが普通のカンゾウだったら少しぐらいなら採れます。
茹でて酢味噌などで食べると非常に美味しくて、つい食べすぎてしまい腹に来るので私は採らない事にしています。
見逃してやろう と言うわけです。

帰途、道路を横断する不審な奴が!!





キジの子供です!
ヒナよりはもう少し大きく羽音も一人前です。
こんな住宅地で繁殖しているんですね。
日本の国鳥ですがハンターの手出しできない区域をちゃんと解っているのでしょうか?
もっともっと増えて欲しい鳥です。
放鳥といって、育てたのを野に放しているそうです。
雉がたつ 庭もつ宿の ししおどし 博多成光
山中でいきなり足元からばたばたと飛び立つとびっくりしますが、懐かしい景色です。
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