今年は早くワサビ菜が手に入りました。
いつもの八百屋さんに山里の人からの持込みがあったそうです。

例年になく早いので驚いていたらよくみると、さらに早い事にトウ立ちして花芽までついているではないですか!
これは凄いことになってきました。

私も山菜採りをしますが昔、山の人とワサビは採らないと約束をした事があります。
今では誰と交わした約束だったかも思い出せませんがしっかりと守っています。
ですから長いこと山で生っているワサビを見ていませんがこれは異常な早さです。

今年の夏が今から思いやられます。
昨日は瞬間最大風速30mの強風が吹き荒れパネルトラックが横転するなどの被害が出ましたが、
リンク先のメルボルン、あゆみの実験ワールドには時速100~140kmの風が吹いたと書いてあります。
日本流の秒速に直すと28m/秒~40m/秒くらいでしょうか?
台風でもないのに、まさに温暖化の脅威です・・・。

さて、気を取り直してわさび漬けを作ります。

お湯を沸かします。
菜の量(体積)と同量ほど必要です。
冷凍庫にタッパーの入る場所を確保します。
ワサビをきれいに水洗いして刻みます。
ザルに入れてお湯の沸くのを待ちます。

ワサビはいくら丁寧にやっても全然辛く仕上げれない  という人がいます。
それでつい「ワサビは手を嫌う」などの風説が信憑性を帯びたりします。
手を嫌う とは梅干作り時にも聞かれます。
要するに 「私じゃだめなのね  」 というダメ出しのセリフです。

全くそんなことはありません!
お湯の温度が原因です。
熱湯ではいけません。
80~90度で行ってください。
絶対失敗しませんから。    簡単です。

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タッパーに醤油、みりん、そして砂糖(少量)を合わせておきます。
ワサビは砂糖に反応して辛味が強くなりますので入れるのです。
決して入れすぎないでください。
甘くなったらいけません。(既製品のような味になります)

90度の湯をゆっくりとまんべんなく掛けてやります。
ザルを揺すってだいたいの水を切ったらタッパーに移して
しっかりフタをします。

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タッパーを激しく揺さぶります。
ここで虐めればいじめるほどワサビが怒ってより辛くなります。
ですからしっかりとフタをしなくてはいけないのです。

今迄何度も失敗をしましたが、揺さぶり疲れてつい上下に振ると
熱で緩んだフタが開き そこから飛び出してしまいます。
前後左右に振ってくださいね。

そして冷凍庫にしまいこみます。
冷蔵庫でもOKですが温度差が大きいほど辛くなります。

翌日解凍し、密封袋に小分けして保存。
そして、お待ちかね今年の
「初ワサビのザル蕎麦」の出番です。
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去年のお話はこちらからどうぞ

八割蕎麦を用意しました。
粉ワサビや大根おろし、小口ネギなどの薬味類はいっさい不用です。
この組み合わせの前にはかえって邪魔ですのでいっさい用意しないでください。
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蕎麦にワサビ菜を少量乗せて蕎麦ごとつまみます。
そして、ツユにひたして口に運びます。
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乾麺でもこの至福の味が楽しめます!
口中でカツオだしの風味
蕎麦の風味
ワサビ菜のピリッとした心地よい辛味とかみ締めたときだけ飛び出す更なる辛味。

それらが仲良くハーモニーをかなでつつ飲み込まれていくのです。

蕎麦通の中には「噛むな!飲み込め!」などという人がいますが、
とんでもない!
噛まなけりゃ この口福は味わえません!
この刺激は脳にも薬効があるそうです。

ちなみに、ワサビ漬けの残り汁はお浸しなどにかけて食べるとまた乙な味です。
二度三度と楽しめます。

ついに我家でも春到来です。
暗いニュースばかりですが冬来たりなば春遠からじ と言ってじっと待っていました。
ありがたいことです!
春にはこうして天然の美味が味わえます。
欲を言えばきりがありません。

自然の恵みを賜ることに素直に感謝します。
そして素晴らしい自然と日本に感謝。

  


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