おいしい親子丼を作りましょう!

前回おいしい親子丼で逆においしくない丼を暴きましたが後から読み返してみて

『なんとまあ 不味いものを作るのにずいぶんな手間隙をかけるもんだ』
と改めて思いました。

一杯の丼といえど「おいしい!」と言ってもらうためには一切の手抜きは許されません。

丼の選定、過熱、炊き立てご飯、ダシ、肉、野菜、卵

どれも、最低必要なものばかりではありませんか!
必要十分にして最大効果を発するには やはりある程度の手間は必要なんです。

わざわざ不味くする手間は楽しくありませんが美味しくするための手間は誰もがいとわないはずです。
と、言ってもなにも特別なことはありません。

鶏牛蒡飯で書いたこちらの記事にある下ごしらえだけです。

まず、鶏ももの皮をむきます。
胸肉でもいいし、皮付きでも結構です。
あくまでもお好みで と言う事で。

1.5~2cm角ぐらいにカットします。
この時に大きくても構いませんが断言します。

小さすぎるのは絶対不味いです!

う~ん 今迄散々裏切り続けられてきた怨念が思わず滲んでしまいました
飲食店主としてここで外野から聞こえてきそうな声を想定して打ち消しておかねばいけませんね。

いや、素早く仕上げる為には小さめの方がいいんだよ
どこを一口食べても肉が入るためにわざわざ小さく切ってるんですよ、これこそ長年の~~~

いや、自分で書いていて腹が立ちました。

却下!こざかしい技なんぞ不要!
やる気の無い声まで想定するのはもう止めましょう。
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(材料)
 鶏もも肉、玉葱、ダシ、卵   丼ご飯

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かつおだしに、みりんと醤油で吸い物程度の味を付け、肉を半日~一晩漬けて置きます。
ザルで漉して片栗粉を少量まぶします。
普通はこれでOKなのですが
私はお昼のミニ丼でお出ししなくてはいけません。

ラーメンを茹で上げる3分ほどで確実に1テイクで仕上げる為にあらかじめ火を通します。
ボイルしておきます。
これで、肉と出しの旨みを閉じ込めて片栗のつるりとした食感まで手に入ります。

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鶏肉から出る旨みなんかあてにしなくても良いくらいの濃い出しを用意
(トリガラスープにたっぷりのかつお節でダシを取ります)
(カエシを作る みりん:醤油を 1:1で煮切ってアルコールをとばしたもの)
(ダシ:カエシ  を 2:1 前後であわせる )

出しに砂糖が入らないので野菜は玉葱を用意しました。
砂糖を入れる方は長ネギが適しています。

さっと煮たら肉も加えて加熱し、沸いてきたら溶き卵をかけてとじます。

この時にフタをしてもしなくともOK、半熟卵がお好みなら仕上げ間際にもう一度卵をかけても一層豪華に仕上がります。

この卵が重要ポイントです。
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くどくは言いません。
なるべく良い卵をお選びください。
卵とじ というのは卵が主役です。
おいしい卵でとじる事に本来の意味があることを忘れてはいけません。
卵がいつでも入手できることに慣れ切ってしまって卵がご馳走なんだ ということを忘れてしまっている料理人があまりにも多すぎます。

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はい完成です。
このレシピで作るとなぜか三つ葉も海苔も不要です。
どこを一口頬張っても必ず肉が入るようにたっぷり入れましょう!

最近の景気減退の中せめて美味しい物位おいしく作りたいものです。
ケチくさいビンボな丼というのはありえないモノです。
丼は食べて豊かな気持ちにならなければウソですね。
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厚かましく自分で「おいしい親子丼」と表記しています。冷汗

お昼のサービスメニューですからこの価格でも大丈夫ですが定番で出す所でもせめてこの2~3倍の価格でならこの内容ででも十分維持できるのではないでしょうか?

お金儲けがダメとは言いません。
ですが飲食店というのはまず、「おいしい」を提供することが第一義では?と言いたいのです。
お金儲けしか頭に無いのなら金貸しでもやればいいのです。
「おいしい」を作る喜びをもう一度取り戻して欲しいと切に望みます。

さて、飲食店が原点回帰するのを待ってられないほとんどの皆様
「おいしい」モノは自分チで作るに限る とお解かりいただけましたか?
                   アイコン名を入力してくださいナンテヤツダ


最後に拡大用の画像を添えて終わりにしますが、
はっきり言って見た目よりはるかにおいしい親子丼です。
肉はつるりとした食感で旨みが滲み出します。
卵は嫌な匂いが無く豊かな滋味に包まれる幸福感を思い出させてくれます。
贅沢なご馳走は気持ちを安らかにしてくれます。

こんな幸せがほんの少しの手間で簡単に作れるのです。
しかも家で作れば原価ですみます。
どうぞトライしてみてください。
鶏肉と丼に対する認識が変われば幸いです。
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画像クリックで拡大しておうちでも作りましょう!
最大サイズでね


石焼ビビンバ風なチャーハンはこちらからどうぞ

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