農家さんに委託していた唐辛子を収穫してきました。
今年も豊作です。
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大量に乾燥保存しますが、生のうちにすり潰して「ゆず胡椒」用にも取っておかねばいけません。
そこでやっと出番がきました。
石臼です。

IMG_7022.jpg農家さんの庭に打ち捨てられていた石臼が立派に蘇りました。
持ち手を乾燥させつつ石は洗い上げてから野ざらしにして数ヶ月経ちました。
まだまだ十分使えます。
小さな穴に2~3本づつ落としながらゆっくりと左回しで挽いていきます。
石と石の間に唐辛子が入り込むので見た目ほどには重くはありません。
撮影用に頼むまでも無く好奇心旺盛な家内が自ら廻してくれました。

最近では使わなくなった石臼を風流気分で庭の置物にしたり塀のオブジェにしたり、
酷いのになると踏み石などにしています。
何事であるか! と思います。
長年食べ物を産み出してくれた道具を粗末にしてはバチが当たりますよ!

タイやインドでは今も石臼は形こそ違えど日常的に使用されています。
最も重宝かつ必需品な道具なのです。
なぜなら人力で最も簡単に物をすり潰せるからです。

日本では粉製品が簡単に入手出来、電気製品も豊富にあり今では誰も石臼なんか使わなくなりました。
でも、と田舎育ちの私は取り越し苦労を想います。

『いつまでこんな便利な時代が続くのでしょうか?』

何十年後かに誰かが再びこれを必要とする人たちが現れるかも知れません。
その時の為に先人達の知恵として私達が受け継ぎ いえ 受け継がなくともせめてそっと残しておくだけでも無理でしょうか?

少なくとも40年ぶり位に石臼が活躍できました。
道具ってのは使ってやらなくちゃいけません。

さて、これで終わりじゃありません。
次にもう一段階仕上げ加工です。
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すり鉢でもう少し細かくして柚子が出てくるまでしばらく冬眠してもらいましょう。

少量を除けて実験です。
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味噌と同率で混ぜてみました。
このままでは「かんずり」と「豆板醤」の中間といった所ですが寝かせれば化けるかもしれません。
本来なら上手に醗酵させるんでしょうが準備不足で無理です。
冷蔵庫で眠ってもらいます。

さて、またひとつ大仕事が終わりました。
忙しい秋はまだ始まったばかり
まだまだ山のように仕事が残ってます。
頑張らねば!




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