2008.10.10 むかご
「むかご」とは山芋の種、子供の芋のことです。
山芋、長芋、自然薯などはつる性ですが、
秋にその先端部に子芋がつきます。
これが落下するとやがて成長して立派な芋になるのです。

この落下する前に採りに行きます。
用意するものはボロ傘と長い棒、それにフタの出来る箱。
身支度は長靴に帽子かタオル巻き。
それで準備完了です。

もちろん畑の芋にもムカゴはつきますが、やはり自然薯でいきたいですね。
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傘を逆さに持ち、右手で上を叩くとぼろぼろと落ちてきます。
箱に移し、落ち葉や枯れ枝などを除きフタをしておきます。
フタを開けると虫達がぞろぞろと這い出てきますので逃がしてやります。
まるで「舌切りスズメ」に出て来る欲張りで意地悪なお婆さんが持ち帰った柳行李のようです。

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水で洗って異物を除きます。
このまま塩茹でにしたり、醤油で煮たり、お好み焼きのように小麦粉と焼いてもよし。
かき揚でもよし、茶碗蒸しにもよしです。
実に素朴な味わいで、ホクホクとしています。
好きな人は生でもかじります。

今回は取れたての栗と天然のマイタケが手に入ったので炊き込みご飯にします。
名づけて「秋の炊き込みご飯」

栗は皮をむき空焼きしておきます。
マイタケは裂きます。
油揚げはみじん切りにしておきます。
人参は細切り。

恥ずかしながらつい最近キノコご飯はダシと相性が悪いということを知りました。
いつも、昆布ダシで炊いていたのですが余計な仕事だったのです。
自己嫌悪します。

湯に酒、塩、醤油で味付けをします。
洗い米に分量の味付け湯を入れ、
上にマイタケ、栗、むかご、人参、油揚げをのせてスイッチオン。

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美味しくできました。
ダシを入れるとキノコの味が負けるんですね。
キノコとむかご、栗と山の風味が効いています。

(これは市販の栽培キノコでも同じです。
キノコご飯にはダシは不要です。)

むかごを入れてご飯を炊くとやたら美味しくなります。
不思議で偉大な小さな芋です。

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