今年もこの時期がやって来ました。
梅仕事は最初から最後まで手間のかかる事ばかりでとても楽しいのです。
中国料理のように目にも留まらぬ素早さでチャッと仕上げるのも気持ち良いんですが、そんな事ばかり30年近くやった反動からか
はたまた、親達がやっていた事を思い返しながら参加する事がいいのか
じっくりと手作業をしていると色んな事を思い返したりしていいものです。

また苦手な夏も梅にとってはいい時期なんだと自分に言い聞かせたりして梅仕事に追われていれば夏の過ぎるのも早いような気がします。国産竹ザル 富山の梅 キズあり梅種は小さい
今年はザルを新調しようと国産のものを探し回り苦労をしました。
国産の竹製品は今じゃほとんど装飾品ばかりなのだそうです。
やっと見つけたので大きいのばかり買い占めてきました。
梅を約60kほど用意し、本漬けまでに画にあるようなキズありなどの不適品を除いていき、最終的に40kぐらいを仕上げます。
地物は種が小ぶりです。
山のような大量の赤紫蘇 素手でやると真っ黒になりますお次のハードルは紫蘇です。
葉だけを使います。葉柄は入れません。20本くらいで一把、10把で一束。
今年は20束(200把)ぐらいが目標ですが一日に処理可能なのはせいぜい1~2束ですから時期の終わるのとタイムレースです。
週末はお店のほうが忙しいので手が出せないからです。
これで「ゆかり」を作ると懐かしい味がします。
我が家では沖縄のシママース塩だけで作るので本当に昔のままのものが再現できるんですよ。
どういうわけか減塩仕立てにしてホワイトリカーをいれるといっぺんに既製品のような味になってしまって一回きりでやめてしまいました。
減塩よりも20%ぐらいにして その代わり良い塩で漬け込んだほうがおいしいようですね。

母もとうに亡くなり昔の味が懐かしいだろうと最近は姉達にプレゼントしています。
小さい頃にさんざん世話になったお返しですね。
母の味そのまま  ですから喜んでくれます が、、。
友人にあげると「しょっぱい」と不評です。
聞けば梅干は好物なので普段は○○産の高級品を愛用との事。
一度に2個も3個も食べるほど好きなのだとか、、、。甘旨ですか? やれやれ。

本来保存食なので塩気はきつくて当然のこととして少しずつ齧り取るように食べるもの と思っていたんですが、
どうも私とは違う品物が今や当たり前のようです。
でも、今では少数派なのかも知れませんが昔ながらの本物を知ってる人にはお陰様で大好評です。

そんな事とは全く関係なく今年もこうして梅仕事ができます。
ありがたいことです。
健康にそして健やかな海、山、里の恵みにまた今日も感謝!


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