有峰林道
2008 / 06 / 12 ( Thu ) 有峰に行ってきました。
![]() 昔、ここには有峰村がありました。 今は巨大なダム湖の下です。 標高1,000m地帯ですから道端にはまだ雪が残っています。 ![]() するとそんな雪解けの所には遅い「小さな春」が展開されています。 ![]() ![]() フキノトウ、ねこやなぎ、ぜんまい、トリアシショウマなどです。 ここ有峰は山菜の宝庫、沢山の人が6/1の開通を待ちわびていっせいに入山します。 こういう標高の高い所や険しい山の谷沿いでは雪が溶けるといっせいに芽吹くため下界とは時系列の違う出方をします。 下界では一番にフキノトウ、2番にゼンマイとなり随分経ってからウド、タケノコなどが出ます。 こういう所では短い季節を必死に取り戻すかのようにいっせいにスタートします。 混合レースの様相です。 雪解けの傍で開ききらないフキノトウと萌え出たばかりのウドが同時に見つけれるというのも珍しくありません。 今日はウドとタケノコ(ネマガリタケ)ヨシナ(ミズ、カタハ)を収穫しました。 時系列的には不思議な取り合わせです。 聞く所によれば真夏にタケノコの採れる所もあるそうです。 ![]() これはヨシナ(ミズ、カタハ)です。 別名が示す通り水気の多い所に多く出ます。 そんな所は夏には涼しいので蛇が好みます。 それで別名「ウワバミソウ」とも呼ばれます。 もちろんヨシナにはなんの関係もありませんが迷惑な名前もあるものです。 青と赤があります。 加熱すると見分けがつかなくなりますし、味にも違いはありません。 それぞれ青ミズ、赤ミズなどと呼ばれます。 ここでは混在しています。 カタハという呼び名は単葉生だからです。 一枚づつついた葉の根元にはもう「ムカゴ」が付いて早くも子孫を残す用意をしています。 美味しい山菜ですが採るのはあまり得意ではありません。 少ししか採れないのはやはりニョロリとしたのに出会いたくないからです。 ここらは植物相も高原性のものが多く明るい広葉樹が気持ち良く迎えてくれます。 ![]() でも、油断は禁物! 道は険しくわき見厳禁!落石注意! 帰りにはお約束の湧き水を汲んできます。 感謝感謝。 |
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--有峰林道--
ため息がでますね。季節の移ろいに合わせて出かけることが出来る環境を確りと感じさせて呉れる写真。
by: 相子 * 2008/06/12 09:23 * URL [ 編集] | page top↑
--有峰林道--
ようこそ相子様 いつもありがとうございます! 出かける事が出来る というより半ば季節に追いかけられているように行きます。 でも「〜ねばならない」にはならないように適度にブレーキをかけつつ です。 堀部安兵衛じゃありませんから。
この巨大なダム湖を泳いで横断する熊の貴重な映像をTVで見たことがありますがその速さは驚異的でした。 あの膂力で出会い頭に張り倒されたらひとたまりもない と思いました。 ですから熊のご飯を横取りするのは控えめにしています。 ----
山菜のお話いつも楽しく拝見させていただいています. 素晴らしい自然にあふれている富山ステキですね・・・ 昔は,いたるところでごく自然にあったんだろうなぁ〜 最近,人は物を作り出しすぎて,大切にする心を忘れ失っているものが多くなりすぎている気がします.自分たちが作り出したものより,失った自然のほうがずっとずっと価値のあるものなのに・・・ 人工の物が溢れかえり何でも便利な世の中になるというのは,人の心も病みやすくなってしまうのかなとふと思ってしまっています. これ以上,大切なもの失いたくないなと 瀬戸さんの日記を読んでしみじみ感じてしまいました. --おみちさん--
ありがとうございます。 お返事が遅れてすみません。 その自然な山の中でさえ人間の手が入ると良くない事もあるんです。 いまだに広葉樹を切り倒して杉の木を植えてます。 これには呆れます。 もちろん人間が手入れして良くなる事も沢山あるんですよ。 キノコなんかは人間がお世話をしなくなったら採れなくなってきていますし。 そういう昔から自然と共生してきた良い知恵を繋いでいってもらいたいものですね。 |
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