2008.04.11 フキノトウ
フキノトウと言えばいかにも春の代名詞ですね。
確かに真っ先に出てきます。

でも平野部などでは年末あたりでも積雪が無ければ見つけることができます。
事実、その頃に八百屋さんの店先で地元のフキノトウを見かけることもあります。

その頃のものは苦味が強すぎて私は採りません。
なるべく雪深いところで採ります。
雪でアクが洗われる様に軽くなっているからです。
それでも快い苦味はあります。

これはフキノトウだけでなく野蕗などでもそうですが
フキの美味しさの正体はミネラルだと思うからです。
ですからミネラル分の多い地形のところで採取します。

乾いた道端の土手で採るのと雪解け水が岩肌を流れる沢筋で採るのとどちらが美味しいか自明ですね。
そんな美味しいものは採るのも楽しいのです。
この後に若い野蕗でキャラ蕗を作りますがこれはもう直に味の違いが出ます。

フキノトウはここ数年退職者が増えたせいか競争が厳しくなりつつあります。
今迄誰の痕跡も無かった奥山でも取られていることが多くなりました。

が、マイペースでのんびりとやってます。
この日もまず着いたら爆竹を竹筒で鳴らします。
IMG_5186.jpg
冬に脂肪を蓄えた冬眠明けの熊が真っ先に食べるのがフキノトウです。
脂を落とす為なんだそうです。
熊のご飯を横取りしようってんですからまず、追っ払う事が必要です。
この竹筒は猟銃の音に一番近い音が出ます。
大筒と呼んでます。
町ではやかまいしいですが、春の山や谷に響き渡るとなんとも言えぬ安心感です。

で、歩き回って沢山採れました。
フキ味噌でも作りましょうか。
そろそろ帰ろうかと家内を呼ぼうとしたその時前方でガサガサッと音が!
『熊かっ!?』
正体はこれでした。
IMG_5181.jpg

ピントが手前の藪に合ってしまって見づらくてすみません。
カモシカです。
ここのはご飯を取らないでおきましょう。

人を襲わないカモシカでよかったです。
妙に人を怖がらない奴ですが、地元では密かに獲物にされ食べられているそうです。
旨かったとかそうでもないなどと聞きます。

保護されているのかどうかは知りませんが増えすぎれば害獣となるのは必然ですね。
たまに雪解けの下から骸を見つけることもあります。
熊に襲われるという話も聞きます。

カモシカも大変ですね。
もうここには(今年は)来ないから安心してご飯を食べなさいね!
と言って帰ってきました。


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