マンボウの調理
昆布じめでマンボウ

中、高校生の頃に夢中になって読んだ作家で北 杜夫氏。(きた もりお氏)

詩人 斉藤茂吉の子息にしてDr.斉藤茂太氏の実兄 (だったかな?)

この北杜夫さんがまだ若い頃作家ではなくDr.をなさっていた頃にふと気まぐれの風に吹かれて外国航路の船医をしてしたためたのが「ドクトル_マンボウ航海記」です。
その抱腹絶倒な内容はさておき,私が数年間外国航路のタンカーに乗船したのもマンボウ氏の影響があったはずです。

北杜夫氏が自らを例えたマンボウもゆったりと潮の流れに身を任せ漂いクラゲなどを食べているという話でしたが、どうやらこちらを見るとそれだけではない不思議がいっぱいあります。
さらに興味をそそられる面白い魚です。
翻車魚世界http://roo.to/mola/
市場魚貝類図鑑http://www.zukan-bouz.com/fygu/sonota/manbou.html

さて食材としてのマンボウはもっと不思議がいっぱいです。
まず、市場でも全体像を見れません大抵解体済みです。
なぜならあまりにも巨大だからです。
この日水揚げされたのは40Kgの小物でした。
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こんにゃくをもっと柔らかくしたような触感です。
生で食べてみます。
水っぽいというよりかろうじて姿を留めている水 という感じで味がありません。
初めてこれを食べると嫌いになる人が続出するのも無理もないです。
生で食べるなら肝和えがいいそうです。

タタキ造りにして昆布じめにしました。
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適時経過させ冷凍保存を想定した状態で味見をします。
鶏の笹身のような食感です。
生の状態からは想像もつかないほどの変貌です。
これは珍味ですね。

このままワサビ醤油でも紅葉おろしでも酢味噌でもいいです。
淡白な味ゆえの面白さが楽しめます。
天ぷらやしゃぶしゃぶでも美味しいそうですが納得です。
この上の昆布を剥いだ状態でホットプレートやフライパンで焼いて食べるのも乙な味わいでしょう。
昆布焼きというジャンルですね。
次回は牡蠣でご紹介します。
マンボウでも美味しく食べる事ができますよ。

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お次は「みりん干し」です。
このまま身を裂いても繊維にそって細く切れますからサラダに使えます。
焼いて食べれば醤油の香ばしさでさらに美味しくなります。
から揚げでも美味しいです。
形は不ぞろいですがご容赦を願います。

どちらも文句なしの「低カロリー」食品です。
ヘルシーな食材です。
昆布じめは120g入り  800円
みりん干し160g入り   700円です。
淡白な美味しさです。

肝は扱えませんが腸が美味しいので入手できたら販売してみたいと思って狙っています。
ゆでて酢味噌につけたり、串焼きにしたり、鉄板焼きで食べるそうです。

まだまだ美味しいものが沢山あります。
これも海がまだまだきれいだからこそなのですね。
大自然の賜り物です。

美味しい物を食べたいなら環境も大切にしなければいけません。
その前にどんな物がどんな所で何を食べて育っているか まず、興味を持ってください。
きっと食べてみたいと思うはずです。

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