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本日も「鶏ゴボウ飯」をご用意しました。

炊き込みご飯というのは単純な料理ですが細やかな心配りが無いと
うっかり失敗しがちなジャンルで興味の尽きない仕事です。

かつて、お昼に「ミニ丼」を出していた時にもしばしば登場しましたが
案外失敗してしまうのが具材の量です。

具だくさんが好きなのは誰しも同じでしょうがあまりに多すぎて
バランスが崩れてしまうのは勿論、よろしくありません。

そういう意味では「焼きそば」と同じようなことが起きると言えますね
主客転倒してしまうとボリューム感と美味しさを損なうのです。

それに、あまりに具材が多すぎると水が十分に回らずに
芯の残ったご飯になることもあります。

でも、

と声を大にして言います、いや是非とも言いたい!
具の少ない炊き込みご飯はあまりに悲しい!
貧しすぎるのは炊き込みご飯がさみしすぎます!

普通、炊きあがりを見ると沢山の具が入っているように
見えるのです。

ところが!
全体を混ぜ込んで見ると少なくなってしまうことがあるんです。
ご飯の中から具材を探し出すようなものは勘弁願いたいもの。

これは全体量に対する具材の量を見誤ってしまった事が原因
なのですが実際の調味や炊き方などよりここが一番の勘所
なのかも知れませんね。

私は炊き込みご飯や、かやくご飯的なものが
食べるのも作るのも、考えることも含めて大好きな人間です。
ですから
炊き込みご飯は”ごちそう”でなくてはいけない と思っています。

ka106.jpg

今日もバランスを崩さないギリギリの具だくさんで作りました。
大きめの鶏肉がゴロゴロ入った美味しい鶏ゴボウ飯を持って
ドライブして見晴らしの良い場所で食べるだけで幸せ感を
味わえるはずです。

ka105.jpg


万里の無添加  
「鶏ゴボウ飯」 無税 600円


無添加と言うのは怪しい調味料を一切加えてないのは無論の事
美味しい仕事を沢山仕込んでいますという事へのささやかな
自慢です。

これが私たちの嘘のない矜持です。



midnight rider



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