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小麦食品を摂取するとお腹が緩むという人がいます。
過度な脂とか添加物の話じゃありません。
プレーンな食パンででも起こるセリアック病という
特殊な病気の事です。

その原因はグルテンで起きる自己免疫疾患でアメリカでは
潜在的に100人に1人、日本ではその数十分の一相当いる。
と言われます。

その違いは欧米人と日本人との遺伝的な違いに起因すると
考えられています。

その国の人々が長きにわたって食べ続けてきたものによって
遺伝的な差異が生じることはよくあることです。
欧米人にはなじみの強い乳製品が日本人の中にはまれに
牛乳を飲むとお腹が緩くなる人がいたり、

また
古来、海藻を食べなれてきた日本人は「ヒジキ」を
消化吸収できるのに比して欧米人の中にはこれを
消化することが出来ない方々がいる

といった具合に。

ですから
小麦食品を食べると”誰もがセリアック病になる”というのは
全く当たらない大きな誤解です。

発症する遺伝子型を持っているのは欧米人で30~40%程度
日本人では0.1~1%程と言われています。
しかも単に小麦だけじゃなくて他の要因と重なってようやく
起こるとされています。

セリアック病患者にとってはグルテンフリーの食べ物は唯一の
対処法ですが、
アメリカでは有名人がグルテンフリーを実践しているというだけで
患者でもない普通の人たちまでがあたかもファッションのように
真似て、しかもそれが流行しているというのです。

その理由はダイエット効果がある  と勘違いされているからです。
グルテンフリーとダイエット効果には直接的な関係は無いそうです。

むしろ弊害があるとさえ指摘されています。
一般的なセリアック病患者は腸管が痛んでいて吸収能力が減少
している事が多いのです。

市場のグルテンフリー食品にはですから、微量栄養素や繊維が
足りていないものが多く
普通の人たちがそれらを常食すると逆に不足しがちになります。

有名人が言ったことを盲信するのではなく自分で食べるものは
よく考えて満足できる食生活を送りたいものですね。

また、ネット上などでは品種改良の結果が原因だと指摘する人も
いるようですが因果関係は無いそうです。

品質改良は硬質小麦に軟質小麦の性格を持たせようとしたり
多収を目的にしたりという事のみであって
何らかの異質な目的で栽培された粉は流通していない
と専門家は断言しています。

血糖値との関係についても少し記しておきましょう。

糖質を含む食品を食べると食後に血糖値が上昇します。
この時のカーブの緩慢差を食品ごとに示すGI
(グリセミック・インデックス)         という表があり
基本的な数値の指標があります。

基本的なというのは同じ食品であってもその形態や
調理によって数値が大きく異なってくるからあくまでも参考程度
という意味合いです。

例えばただの白米か、すし飯か、あるいはぼた餅のように潰した
形状かといった具合です。
それによると
玄米  白米  食パン  うどん  スパゲティ   フランスパン
68    73    75    55     49        70

などとなっています。

ただし、
グルテンはタンパク質です。
グルテンにはGI のような指標がありませんが
あるなしで血糖値の上昇に差異は無いと考えられています。

というわけで、
繰り返しになりますがグルテンフリー食品には
ダイエットとの直線的な関係は無いと言えます。

小麦栽培と人類との歴史は8000年と長く
日本でも縄文や弥生初期には行われていたそうです。

一概に決めつけることはできませんから
個人的に誰かにはダイエット効果があったのかもしれませんが
普通の人たちは身体に負荷をかけずに余裕を持ったファッション
として楽しむ分には問題が無いのかもしれません。

私も安心して麺打ちが出来ます。
因みに
力を込めて押しつぶした麺帯は丈夫で消化吸収には時間が
かかります。

もちろん消化が悪いという次元の話ではありませんよ

市販の茹で伸びしたうどんは腹持ちが悪く、すぐにお腹がすきます

手打ちの本物のうどんは腹持ちが良いという常識に照らしても
青竹手打ち中華麺は血糖値の上昇は緩やかで
身体にかかる負荷も優しいのではないか  と自負しております。



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