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所用で浜に行きました。
この町に来るのは久しぶり。
以前は釣りやホタルイカ採りに度々来ていましたが最近は
そんなことも無くなり立ち寄ることもありませんでした。

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かつては小さな港でしたが国の補助で大きく立派になっています。

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ところが地元のお母さんと話していて大変驚いたのが
町の寂れようです。

ここのお母さんがお嫁に来た頃町は活気にあふれ
行商のおばさん達は毎朝魚をカゴに入れて担ぎ市内に
出かけ、あるいはリヤカーで沢山積み上げて運び、

また通勤通学の人達が家の前を列して通った。
というのです。

また
家の向かいには豆腐屋さん、隣には味噌屋さん。
魚屋さんに至っては何軒も連なって競い合っていたそうです。

電車が廃線になり、通勤通学の人が前を通らなくなり
行商のおばさん達が消え
お店が一軒また一軒と消え
そして酒屋さんが無くなり、豆腐屋さんが無くなりついには
あれ程にぎわった”魚の町”に魚屋さんまで無くなってしまったのです。

昔からは想像もできないほど綺麗に整備され立派になった
港湾からは今でも、少なくなったとはいえ
魚は水揚げされてはいます。

でもそこに横付けされた大きなトラックに積み込まれてこの町を素通りして行ってしまうのです。

世の中の流通経路の変化により今までより便利になった
所はその恩恵にあずかれるのですが
その大きな流れから弾き飛ばされてしまうとこんなことになるんですね。

車を持たないそのお母さんは買い物にとても不自由しています。
たまに顔を出すたび、魚を持参するととても喜んでくれ、
先日は「ミョウガの花」をお返しにもらいました。

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食べるミョウガではありません。
鑑賞用のミョウガ花で、これには食べるミョウガは出ないそうです。
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見た通り葉は普通のミョウガとほぼ同じ、手折った茎の切り口に
鼻を近づけるとなるほどミョウガの匂いがします。
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広いお庭に昔おじいちゃんか誰か趣味人が植えたものでしょう。
大きな家に今はたった一人で暮らしています。
近所にも大きな家が立ち並んでいますが空き家が目立つように
なってきたそうで、
それは何もここだけじゃなくて全国どこも同じような様子なのでしょうが

人口減少とはこういう事なんですね。
もっと明るい未来が来ると思っていました。

唯一の慰めはそのお母さんが今でも元気で明るい事。
入院してしまったおじいちゃんのお世話をしながらも
かくしゃくとシャキッと暮らしておられます。

どうぞいつまでもお元気で。

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