2017.03.22 北陸の食文化
能登半島から氷見、富山と続く長い海岸線
この豊かな海に面した地域に住まう私たちは昔から様々な
海の幸に恵まれ、先人たちの作り上げた美味に接して来ました。

スガモ
輪島から今年の新物が出来上がったと連絡が入りました。
まだ冷たい能登の海からの嬉しいプレゼントです。

ちなみに
雪解け水が入る今の季節が一番海水温度が低い時期です。
真冬は空中より海水温度が高いため
冷え切った夜間は海から湯気が立ちこめているほどです。

アゴだし
トビウオは全国に美味しいだしが取れる魚として認知されていて
様々な加工を施されています。
五島列島から仕入れたものは腹から開いて炭火でじっくりと
焼き上げて焼き干しとなっていました。

普通は丸で焼き干しか煮干しにされています。
私が作るものも丸の焼き干しです。

ところが能登半島の物は三枚におろしの煮干しになっていて
これがどういうわけかめちゃくちゃ旨いんです。
普通は焼き干しの方が濃厚な味になるはずなのですが
こればかりは受け継がれた技の力と言うしかありません。

技と言えば
私達は料理の経典にも載っていないだしの取り方をします。
浜の知恵です。

もうひとつ
北陸には昆布締めの伝統があります。

今回はカニワンタンに添えたくて菜の花を〆ました。
hp54.jpg

ほろ苦さと昆布の旨みとで幸せな気持ちになります。

まだまだ北陸には内緒な美味が一杯あります。



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