山の幸を片っ端から鍋に放り込む山賊鍋を
イメージしたラーメンですが何だか忘れ物をしたような気がしていました。

丸芋の隣に置いた箱にムカゴをしまっておいたのをすっかり忘れて
いたんです。

初日は乗せていませんでしたが二日目からはしっかり
乗せてさらに山賊鍋らしく仕上がってくれました。

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正しく処理されたイノシシ肉には癖や臭みなど全くありません。

先日大長谷で出会ったフレンチの料理人「猪俣さん」の言
「臭い豚肉よりよっぽど旨い肉だ・・」と
まさに正論、正鵠。

輸入物の豚肉はどうかすると煮ても煮ても生煮えのような
異臭がすることがあります。
これは飼料がよろしくないせいです。

イノシシもよろしくない餌を食べたものは匂いが悪くなります。
悪い匂いのする肉はもう既に美味しくない肉なのです。

その点、里から離れた深山で獲るイノシシは自然なものしか
食べていません。
「大長谷ハンターズジビエ」がその地の利を最大に
活用していると言えるでしょう。

また、
鹿の繁殖が山の衰退を招くという話jは前回に記しましたが
その駆除には自治体の援助が欠かせません。
岐阜県では鹿の害を重くとらえているらしく
一頭当たり数万円という補助金を出しているそうです。

わが富山県では数千円という有様です。

日本は肉食を忌み嫌った時代があったため
獣肉の扱いの文化が失せて欠落していて
肉と言えば鍋料理が基本になってしまっているそうです。

タヌキ鍋 と誰でも聞いたことがおありでしょう。
ところがニホンジカの肉は鍋にしてもあまり旨くないと
西日本などでは駆除した鹿を埋めていたというのです。

補助金が出ない、積極的に食べたくないとなれば
鹿が繁殖する一方です。
それでなくても猟には経費がかさみ重い獲物を運ぶ
人間も高齢化しているのに益々ハンターのなり手が居なくなります。

山をイノシシや鹿の物にしてはいけません。

じゃんじゃん駆除して美味しく食べて環境保全にもつなげましょう。

私達料理人もその役割の一端を担うべきと思っております。





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