2016.07.06 湧水
硬水がスコッチの水割りに絶大な効果を発揮するのは
よく解りました。

では焼酎はどうなのか?
試しました。

う~ん
銘柄にもよるのでしょうが少なくとも鹿児島のイモ焼酎では
これといった差異は判りませんでした。

では次に
日本酒ではどうなんでしょうか?

その名前に唯一「日本」とつくとは誰かの名言です。
その名の通り日本全国に酒あり。
焼酎王国の鹿児島県にだって日本酒の蔵があります。

ですから
そこで使われる割水も様々な水が使われ
それぞれの個性となっているのでしょう。

北海道余市の水が「ニッカ」を育てたように。

日本酒でも同じように原酒を用意しました。
こちらは富山県は氷見のお酒です。
純米原酒  「曙」
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ここは蔵元杜氏が作るお酒で
若き杜氏さんはあの発酵学の権威「小泉教授」のゼミ生出身。

これに合わせるのが
硬水?
いやいや それじゃ何にもなりません。

汲んで来ました。
「城山の湧水」
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ここは超軟水として名高い名水で
いつもこのように沢山の人が汲みに訪れるスポットです。
いつのまにか向かいにお店までできていました。
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今度は家内とかき氷でも食べに来ましょう。
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ここへは新兵器持参でやってきました。
こちらです。
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早朝の酒飲みの舌は信用できませんから。


で、
早速汲んで一杯飲んでみました。

「おぉっ  すごい!」

”するり”と喉に入っていくじゃないですか!
これは朝の私でもすぐに判りました。

硬水ののど越しを表現するのにいろいろな人が
あらゆる言葉を連ねるのですがその中でも目立つのが
「喉に引っ掛かるような」  とか
「喉口にぶつかるような」  などという表現です。

これは全くその通りなのですが、
ここの湧水は全く抵抗がなく”するっ”と飲めてしまうんです。
現場で思わず声を上げてしまいました。

なるほどこれが超軟水ですか!

そこで秘密兵器登場。

これは水道水をニュートラルとして数値を測り
検査対象の水をそれより上か下かで硬水か軟水かを計測
できるというものです。
ところが数値は0,1ポイント程度の差でしかないとあります。
これは前回の硬水の時でも首をひねった点です。

どうも飲んだ印象ほどには数値的に差異が出ないのか
それともまだ機械を使いこなせていないのか
のどちらかなのですが

もっともそんなことはあまり重要な話でもありません。

問題は日本酒の原酒を軟水で割り水したら美味しいのか?
その一点のみ!!!
(だって酒飲みだから)
富山の名酒には富山の名水と言う訳です。

二つのグラスに同じくらい注ぎ、左に軟水を割り水しました。
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右、どっしりとした純米らしい力強い飲み口。
左、するっ と入ります。
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原酒はアルコール度数が高めなので口当たりがガツンときます。
それに比べると割水した方は普通の純米酒となるから
当然なのですが非常に飲みやすい

いえむしろ美味しくなっていると言えます。
間違いありません。

スコッチにしろ日本酒にしろ原酒の楽しみ方は人それぞれ
飲み方にも色々あるでしょうが割水の愉しみという事も
あるんですね。

ちなみに先のボウモアをこの軟水で割ってみました。
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やはり
美味しくありません。

この日汲んできた別の山水の硬水で割ると
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やはり
スモ―キーさが美味しさとなって化けてくれるのです。

水の事を世界中の人が何と呼び分けているのかは
私は知りません。
でも、少なくとも硬軟の文字をあてた人は天才的と言わざるを
得ません。

まさしくそれが事の本質を言い表しています。

さて、お次は何をしましょうか?
むふふと続きます。






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