2016.07.02 熊の異常出没
今年は熊の出没が非常に多く山菜採りに行くと
言うとたいてい「熊に気を付けろよ」と声を掛けられます。

実はこれは昨年から判っていた事なのです。
昨年の画像です。
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有峰の道端に大量のドングリが落ちていました。
画像ではまだ少ない方で場所によってはびっしりと敷き詰めた
ようにすら大量でした。

これほどの豊作は未だかつて見たことが無いほどでした。
道端に車を止めて食事をしている間もひっきりなしに
ドングリが落果して屋根に当たり「カン・コン」と音立て、
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キノコを探しに藪に分け入るとそこら中から「カサ・コソ」と
音がするものですから熊でも歩いているのかと見まわすことも
度々でした。

熊はその特殊な生態ゆえに堅果類の多寡が大きな
影響を与えます。
交尾を終えてもすぐに着床せず冬眠前に堅果類をたっぷりと
摂る事が出来た時のみ着床し、冬季に出産するからです。

ですからこの大豊作の冬に元気な子を産んだのでしょう。
どこかの映像で2頭の子熊を伴った母熊の姿をみて
『やはり』
と思いました。
2頭を産み、かつ育てるのはクマにとって大変なことなのだそうです。

これもあの堅果類大豊作の結果なのでしょうね。

熊は一年から二年の間に子離れ、親離れします。
その時期が今なのです。
木イチゴが子熊の大好物なのでたわわに実ったところに
子熊を連れて行きます。

夢中になって食べる子熊の傍からそっと母熊が離れて
それで儀式はあっけなく終了なのですが、

この時期
空腹とパニックになった子熊が考えられない場所で
出没騒ぎを起こすのです。
今年は特に多いというのも無理からぬことですね。

ある人が有峰の道路で直前を横切った熊を見た
というので詳しく聞いてみるとやはり子熊でした。

TVなどで見る撮影された熊も大抵子熊でしかも例外なく
やせっぽっちです。
次に機会があったら注意して見てください。
可哀想になるほどです。

でも母熊に見捨てられたわけじゃないんです。
立派に育てられて幸運だったんです。

子連れの熊が危険なのは誰でも聞き知ってますよね。
ではなぜ危険なのかと言うと。

子供を守るために母熊は臨戦態勢でいる為です。
では、何から守るのかというと
一番の敵はオス熊です。

オス熊は強ければ強いほど子孫を残すためにメス熊を
懸命に探し求めているのですが、
子供を持っているメス熊は受け入れないのだそうです。

そこで子連れのメス熊(当然メスしかいない訳です)を
見つけたら真っ先に子熊を殺します。

するとメス熊はオスを受け入れるのだそうです。
先の着床遅延といい
なんて残酷な野生の命の生理なのかと嘆息せざるをえません。

熊の食事を横取りをしてきたことが申し訳ないほどじゃありませんか。

せめて、木イチゴを採るのは止めようと
何年も行っていません。

野生の世界は本当に大変です。

でもね
熊は厳しいと言ってもまだ冬に冬眠できるだけマシとも
言えるかも知れません。

春のまだ早い時期
サルもまた子ザルを抱えて集団でいるのですが
残雪の上を裸足で歩いているんです。
人間でいえば赤ちゃんのような足跡が・・・・

あ、当たり前か


どうやらオチが付いたようです。
失礼しました。   






bb


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