2016.06.24 ススタケ
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富山県ではススタケと呼びます。
北海道などではチシマザサ
全国的にはネマガリタケと呼ぶそうですが、
緯度が高くなると孟宗竹が無いそうで東北以北では
単に「タケノコ」としか呼ばないようです。

熊の大好物です。
今世情を騒がせている熊被害のほとんどがこのタケノコ採り
での遭遇事件です。

TVであの被害現場のレポートを見ていると立ち入り禁止の
柵の前に車が止まっていて奥からおばあさんが荷を背負って
歩いてきます。
レポーター 「お母さん何採ってきたの?」 と聞くと
おばあさん 「タケノコ採ってきたの」   とリュックを降ろし

中を見せてくれました
ずっしりと重そうなその中には「ススタケ」が一杯で
レポーターも思わず「わぁ沢山あるね~  ♪」  と
何故か嬉しそうな声を上げるのです。

富山にもススタケのポイントは沢山あり
それぞれ自称名人からプロまで老若男女入り乱れて
それぞれとっておきの「アド」に入ります。
注釈:アド:自分だけの秘密のポイント

聞いた話ですが
○○カンムリ山と言う山があり、そこの頂上は
緩いカーブを描いたような平坦な頂なのだそうです。
そこにススタケのポイントが広く広がっているというのです。

で、当然ですが
止せばいいのに人が入り込みます。
ススタケは出る時期には一斉に出ます。
竹藪が広いと身の回り一杯に在る訳です。

夢中になって採ります。
誰でもそうなります。
密集した竹に足を取られ、行く手を阻まれても
その先に在る美味しそうな太いタケノコに腹ばいになって
手を伸ばして採ります。

おっとその横にも出ています。
おや今通ってきたはずの所にも太いのが・・・
と夢中になっていると迷子になっているのです。

これが道路から降りた所とか道路から上に登ったところ
だったら無問題なのです。
平坦で地形に変化の乏しい所という事が大問題なのです。

私も経験があります、どんなに解っているはずの場所でも
子供の頃からさんざん通っている場所なのに
道から入ってすぐの場所なのに
キノコ採りで夢中になってグルグル回っていたら出られなく
なってしまったという経験が・・。

先の山には数日間戻ってこなくなった
と言う事件が頻発しているそうです。

でも熊に襲われたと言う話にはならないそうです。
何故でしょうか?

それについては今年面白い話が聞けたので参考になります。

KAというここも広い竹藪ポイントがあります。
うっかり詳細に場所を書き、万一事故などが起こったら
大変なのでこういう表示でしか書けないことをご容赦ください。

家内もススタケ採りが大好きなのですがここには
行きたがらないのです。
理由は
「あれだけ広くてタケノコが沢山在る所は熊が出そう」
だからです。

今年、地元の方にそこの面白い話が聞けました。
「な~ん 」      (いや) 
「あこにゃ熊出んが」(あそこには熊はいないから出てこない)

へ?!
とその理由を聞いて感心しました。
つまりそこのススタケは美味しくないから熊は食べない
だから熊に遭遇することは無い。

川向こうの山のススタケは美味しいから熊も地元の人も
そちらに採りに入る
だからしょっちゅう遭遇事案が起こっている。

というのです。
老夫婦二人で入ったところ
隣でガサゴソ音がするのでおじいちゃんかと思って
声を掛けたら熊だった、
ビックリして腰が抜けた  と言うような話がざらにある
そうです。

なぜこちらのススタケが美味しくてもう一方のは美味しくない
のかと考えると「ミズ」でも書いた「水」が関係してくるのでしょう。
山の頂付近は地下水が豊かでなく
裾の方が滋味深いとも考えられるからです。

でも今年入った山では全く異なることもありうると
またひとつ学びました。


ススタケの話はキリがないくらいありますが今回は
この位にしておきましょう。





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