2016.05.08 シシウド
シシウドが採れ始めました。
例年なら雪解けの中からいち早く萌え出るのですが
今年は雪の無い萌芽となっています。

本種のウドとシシウドの違いを述べる前に触れておかねばなりませんが、
古来、日本人は輪廻の頂点に位置するのが人間(ヒト)と
いう宗教的な観点からかどうかは知りませんが動物を
ヒトより劣るものという考え方をしたようです。

サンショウはピリリと辛く芳香をもつが同じようなカタチを
しているのに辛味も香りも無いものをイヌザンショウと名付け
カタチはウドによく似ているのに苦くて食えそうにない
ものにシシが食べるんだろうとシシウドと名前をつけたのです。

本州人とは異なる考え方を持つ(宗教観)
北海道のアイヌは人間が持たない優れた能力を神(カムイ)
ととらえ○○カムイとそれぞれの動物を敬称で呼ぶのとは
随分様子が違っておもしろいと感じます。

山菜採りなら誰でもついウドと見間違えてしまう位
よく似ているシシウドですが
こうして並べて見ると全く異なるのが判ります。

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一番の違いは産毛のある無しです。
画像上がウド、下がシシウド

ウドも地中から萌え出ますが産毛のあるおかげで
あまり泥がくっついてはいません。

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いっぽうシシウドは雪泥の中から萌え出ると
結構な泥がついています。
ですから塩漬けにするときはしっかりと
泥を洗い落とす気持ちで隅々まできれいにします。

また
萌芽の様子も随分違います。
ウドは基本、一本立ちします。
もちろん株が大きければ何本も立ち上がりますが
それぞれがそのまま一本ずつに成長するのに比べ

シシウドの場合は一枝ずつ萌芽します。
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山菜としては珍しい出方をするタイプですが
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タイミングを逃してもまた次のチャンスを得ることが出来る
という便利さもあります。
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こうして展開した葉を目印にして
近づくと根元から新芽が出ていて摘み取る事が出来ます。
伸びるとすぐに硬くなりますから出来るだけ若芽を
採るのがコツです。
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良く洗ってたっぷりの塩で漬け込みます。


今年の熊追いソングはこれに決まり
クィーンの名ギタリスト「ブライアンメイ」


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