山好きのYさんから「もうフキノトウが真っ盛りだよ」と
聞いてはいたものの
どういう訳か店休日の火曜日あたりになると毎週荒れ模様が
続き雪が積もります。

うっすらと積もっただけでもう見つける事が出来ず
じっと我慢の子でしたが
先日ようやく晴天に恵まれて願いがかないました。

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朝はこの時期らしいガスがかかって幻想的な景色。
電車も異世界からやってきて異世界へと消えて行きます。

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こんな日は晴天に変る事を知っているので大急ぎで用事を
済ませて山に行きました。
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フキノトウは早い所では富山であっても12月頃から採れます。
ところが積雪の少ない平地ではとても苦くて美味しくありません。
ですから出来るだけ雪の多い場所で毎年採ります。

それと農地周辺での採取も避けています。

到着してみるとYさんの言う通り
沢山、まるでお花畑のように咲いています。

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普通はつぼみ状態を喜び、花が開くと敬遠されがちですが
アクが強いのはつぼみの方で
やや開き始めたものの方が苦みは少なくて香り高いのです。
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天ぷら、フキ味噌とこれから俄然忙しくなります。

冬の間運動不足だったので小一時間もするとすっかり足腰が
疲れました。

夜はパスタで頂きました。
Farflleと貝柱、エビそれにポテト フキノトウを炒めて一品。
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翌日はFedeliniとタラコで一品。
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タラコスパといえばイタリア人のシェフが日本に来て
イタリアの国旗を掲げたレストランの多い事に感激、
しかし、その店内で供される納豆スパやタラコスパに
激怒した
という話は有名です。

日本人なら和食レストランでただの白ご飯の握りに
魚を乗せた「寿司!?」に出会うぐらいの衝撃でしょうか?

でも大丈夫。
化学調味料や防腐剤にまみれた塩タラコではなくて
生のタラコ(生子  きこ)をこうして割いて
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ガーリック、オリーブオイルでじっくり仕上げれば
イタリア人も納得の一体化した味となります。

もちろんここでもフキノトウがしっかりと風味を添えてくれています。

春は美味しいものが沢山ありますから楽しみです。

ちなみにイタリア人を怒らせるタイプのタラコスパはこうです。

ボウルに皮をむいた塩タラコを少々とオリーブオイルを入れて
軽く混ぜておき
そこに茹で上げたスパゲティを入れて熱々を混ぜるだけ
お皿に移して刻みのりをパラリと掛ければ はい完成。

ご想像の通り安直な味の仕上がりとなります。
ガーリックやオイルの加熱も不十分ながら何より
アルデンテ仕上げによる味の浸透が無いので

日本人らしいふりかけを掛けて食べるような
味を染み込ませていない表面にだけ味をまといつかせる
という理解の浅さが本場人を怒らせたのでしょう。

でも一言弁明をさせてもらえば
いかにも日本人らしい食べ方じゃないですか
いっそ日の丸を掲げていれば本場人に文句を言わせないんじゃなかろうかと  

翌日はひよこ豆と貝柱のカレーを作り
これにももちろん春の香りをたっぷりと乗せ満喫しました。

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