ひところハウツー本などと呼ばれたジャンルがありますね
料理のレシピだったり工作など。
アウトドア系だと山菜採りの本やキノコ採りの本などが
それこそ書店の本棚を埋め尽くしています。

それらは
何も知らない頃には大変重宝するものです。
でも中にはかなり怪しいものも記述されているんです。

家で作る常備菜  という本でかまぼこを作る
との項目を見つけてつい買ってしまった事があります。

忘れもしません
味の素を受け付けなくなって大好きだったかまぼこが
食べられなくなってしまった時に手に取ってしまったのです。

何の事はありません
ただのすり身料理でした。
この本の著者はおそらく自分では作っていないのでしょう。

世間一般でこうやるんだ   と通念化されているものを
ただ丸写ししているだけなのでしょう。

こんな事例は山ほどあります。
しかもそんな本が結構な値がするんですよ。
知ったかぶりの丸写しで書かれただけの本
裏が見えると腹立たしいですよね。

ネットなどで無料で覗いた情報とはわけが違うと思いませんか?

かまぼこ作りには魚の切り身を水でさらして脂を抜く
という工程が必要でした。

キノコの本によると
杉林には食べられる菌が少なくて
スギヒラタケが近年毒菌に指定された今
唯一スギエダタケが残った

これは期間も長いので更なる有効活用を望みたい
などと書かれてあるのです。

本当に?
と言いたい!
食べないで書いてませんか?

昨年これを大量に採って味噌汁に入れました。
苦くて苦くて飲めませんでした。
一緒にナメコも入れたのに全く一口も食べられませんでした。

今までは他のキノコに混ぜ、ほんの数本入れていた時には
判りませんでしたが、この時にはこれしか採れなくて
初めて知りました。

とは言え一回だけで断定までは出来ません。
後何度か試してみなくてはなりませんが
本に書いてあることを鵜呑みできないと改めて痛感した
苦い味噌汁の記憶です。


山菜のハンゴウソウ
アクが強いと書いてあります

食べてないでしょ?
と言いたい!

こんなまずいものをどうやって食べればいいんだ
とずっと思ってました。
山菜のプロのO氏も「こりゃ美味しくないんだ」と
苦笑いしていたものです。

昨年ようやくその処理に成功しました。
正しく処理さえすれば普通に美味しく食べられるのです。
gc35.jpg

せっかく本にまとめるのならどうしてそこまで書かないのでしょうか?


山菜のイタドリ
普通に食べられると書いてあります

やってないでしょ ?
と言いたい!
手を出しもしないで
適当な事書いてギャラだけ取ってる輩の文ですね。

これも昨年にかなり苦労して
ようやく山菜として活用できそうかな?
というところまでこぎつけました。
gc79.jpg

本当に解っていいるならどうしてそこまで書かないんだ!

と少し恨みがましい気持ちになりました。

最後が本日メインの山菜

シシウド

食べられる?

ウソつけ  知ったかぶりするんじゃない

失礼しました。

どうぞご安心ください。
こんなウソつき共にさんざん騙されてきた結果
ついに本当を入手出来ました。
ひとつづつご紹介できそうです。

まずは春一番に芽吹くシシウドの加工法からご紹介です。
リアルタイムでは春ですが一足早く
書かせていただきましょう。

ネット上では苦くてとても食えないという評価が蔓延
していますが、その通りそのままでは食べられません。
例えるととても苦いセンブリの煎じ汁に匹敵するほどの
苦味です。

でもセンブリが胃薬になるようにどこかしら薬効を
伴う苦味でもあります。
それもそのはずシシウドは薬効の強い山菜なのです。

でも「食べられる」と執筆されている先生にぜひ
そのまま食べさせたいほどの苦味で
鵜呑みにしてしまった人がこの苦味に遭遇してしまうと
二度と手を出さなくなってしまうというものです。

一説には
とてもじゃないが苦くて人間じゃ食えないから
獣が食べるものとして名づけられた
というものまであるくらいです。

しかし、雪解けのすぐ下から一番早く萌え出る山菜です。
しかも大量に在る。
これはやはり何としても食べなくては!

塩漬け保存しました。
ha66.jpg

そして冬に塩抜きして
ha65.jpg

恐る恐る食べてみると

なんと!
旨いではないですか!


そうこれは塩で苦味を抜くという工程が必要だったのです。
ここで挙げた一癖ある  つまりあまり一般的でないモノ
というのはひとひねりした技を必要とするものだったのです。

シシウドは塩蔵期間を長くとる事であく抜きができました。

これを水にさらして塩抜きをし、
煮物にしてみました。
ha63.jpg

太い部位と細い部分で硬さや歯ごたえの違いは
あるもののこれは色々と面白い料理になりそうです。

また私が密かに活用を狙っている部門にも活かせそうです。
今年はこれを大量に収穫して塩蔵しましょう。

まずはシシウドをご紹介いたしますが
今年はこんな一癖ある山菜の活用法なども
書いてまいります。

山にはまだ利用されていない美味しい山菜がいっぱい
あります。
少しでも新たな美味を開拓してご紹介をし
どなたかのお役に立てれば幸いです。

次回はこのシシウドを用いてちょっと高級な料理に
トライしたのを書きます。


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