魚醤はその内包する強い天然アミノ酸ゆえに
何に使っても旨くなりますが
何といっても一押しがナスのイシリ鍋です
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小鍋にイシリを入れて薄くスライスしたナスを煮ながら
食べるだけです。
ダシやその他の調味料は一切不要です。
もちろん酒やみりんなども一切不要。

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こんな調味料を他にご存じでしょうか?

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私は他に知りません。
ちなみに万人向けに平準化されたイシリではこうは
なりません。

ナスというのは意外にアクの強い野菜で
柴漬けなどをすると驚くほどのアク汁が出ますが
イシリ鍋では見事に旨みに変換されます。

ちょいとつまんでお酒をぐびり。

ご飯の上にナスを乗せて一緒に頬張れば
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『あぁ日本に生まれてよかった』と
ため息が出ます。

いつかこれを隠し味に加えたラーメンを作ってみたいものです。

トナミ醤油さんがこんな惚れ惚れするほどの魚醤を
仕込んでいてくれていたなんて知りませんでした。

20年ほど前から
現社長さんと先代社長さんとで

「次世代の子供たちに食べさせたい商品開発を」

と極力添加物などを排して取り組んでこられたそうです。

お見事と拍手を送ります。
富山県人はなんて幸せなんでしょうか!

飲食店や食品加工業などという不特定多数を相手に
食べ物を扱う立場というのは言ってみれば「公人」です。

そこには個人の思惑や願望だけじゃなく
広く社会に対する責任や恩があると思うのです。

どこかのチェーン店のオーナーのように
「儲ける事だけ考えていればいいんです」などと
TVで放言するのじゃなく
もっとまともなモノづくりを志向してほしいと願う私は

「余計なことを考えるから失敗するんだ」と言われつつも
密かに反発をしてきました。


居るんですね
本物を目指す人が
嬉しくてたまりません。

何が近道で何が余計なことなのでしょうか?

誰か答えをご存じの方がいらっしゃるのならどうぞ
道をお示しください

今では原点回帰を志す私ですが、
いたって遠回りな道しか歩んで来ませんでした
味の素をたっぷりと入れなければ
「足りない!」と頭を小突かれる変な世界から
ようやくまともな世界にたどりついてみれば

今度は私が異端だとそしられるのです。

おそらくトナミ醤油さんも今後ますます認知が広がるにつれ
言いようの無い無力感にさいなまれる事もあるでしょうが
きっとそれを乗り越えて
富山県に

トナミ醤油あり

と認知されるでありましょう。
ささやかながら
いちラーメン屋がここに推薦状として記させていただきます。

感謝と称賛とエールを込めて

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