山菜採りにはいくつかの流れがあります。
雪解けと同時にフキノトウ、コゴミ、ぜんまい。

桜が芽吹くころにシャクの花芽が伸び始め適期となります。
シャクの花が咲くころにはもう硬くて採れませんが、その頃には
アザミの花芽が収穫の適期となります。
これも40cmを超えるとすぐに硬くなります。

いっぽう桜が開花するころにはコシアブラが収穫期となります。

桜の開花には休眠打破と呼ばれる一定地点での気温測定の積算によって
それを知る方法が広く知られています。

これは山菜採りびとに言わせると樹上の話であります。
つまり、気温は空中の温度なわけです。
遮るものの無い日当たりの良い空中で開花。

すると環境の同じようなコシアブラ、タラノメ、ウコギ、
などがその時期とほぼ合致すると言う訳です。
すなわち空中の芽吹き時期=桜の開花時期となる訳ですね。

地上はやや事情が異なります。
その年の積雪状態、残雪状態や日照で大きく左右されるからです。

やや低木の半日蔭を好むハナイカダがコシアブラなどより若干遅れて
出てくるのもその影響だと思われます。
能登では積雪がそれ程多くなく、ぜんまいとハナイカダが同時に
採取できることが珍しくないのも同じ理由からでしょう。

また高山地帯の雪の多い所ではコシアブラなどがとっくに終わった
後からやっとフキノトウが芽吹くという事も普通に起こります。

この後は地中から萌え出るウド、ススタケ(ネマガリタケ)へと続きますが
初期から秋ごろまでずっと収穫し続ける事の出来るのが「ワラビ」なのです。
そういう意味では山菜の中でも特別な存在です。



スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://oisiitoyama.blog96.fc2.com/tb.php/1224-9187100a