今年もヤガラが上がり始めました。
初めてこれを手にしたのはもう10年ほども前のことでしょうか・・
中央市場で初登場したときにはまだ誰もこれを知りませんでした.。

das-11.jpg

温暖化での影響だったんですね。
そう、誰も知らない季節が始まりかけた頃です。

本でしか知らなかったヤガラが地物として買えて大興奮して帰宅
その日に昼のミニ丼で天丼に仕立てました。
バカウマでした。
今でもその美味しさを語ってくれるお客様がいらっしゃいます。

翌日、また市場に行くと
「昨日のヤガラはどうやって食べた?」と問われました。
その当時、誰もまだヤガラの美味しさを知らなかったんですね。

ヤガラはその細い体つきと尾びれの形、それに尾びれから伸びた
細いヒレの形から矢柄を連想されて名づけられています。
体長の割にそのおちょぼ口が憎めない奴です。

das-9.jpg

das-10.jpg

本来、温かい海でしか獲れない貴重な魚種で
その全体の半分近くも占める頭は腎臓病に効くと言われています。

das-8.jpg

上身は天ぷら、刺身、なにより板前が最も重要視する
椀種には至高の食材だとされています。
ヤガラの吸い物と言う訳ですね。

誰もが認める高級魚です。

ところが!
今現在に至ってなお
ここ富山ではその評価は低いのです。
その理由が刺身です。

刺身にすると美味しいのには間違いないのです。
ですが、これならではの美味しさというに至らないのです。

ですから築地をはじめとする巨大市場などに比べると
異常に安く手に入ります。
なにも、産地だからと言う訳じゃないのです。
現にノドグロなどは当地でもそれなりの値がついているのにです。

なぜか?

はっきり言いましょう。
まだ本当に美味しい食べ方を知らない    からです。

ウソはったりじゃありません。
昨年、和食処「田ばた」さんでその本当の味を教えていただきました。

こう切るんです。
das-4.jpg

das-3.jpg das-2.jpg
醤油にかすかな脂が浮かぶのがお分かりいただけるでしょうか?

これが美味しい証明です。

刺身というとどうしても薄く切りたがるんですね。
魚屋さんでも、料理人でも。
すると至って凡庸な味にしかなりません。

ところがぶつ切りにするとまるで別人です。
濃厚にして淡麗、かすかな脂が心地よく夢中になる事
間違いありません!

これをそのまま昆布締めにします。
すると
更に味が濃縮されてしかも昆布の香りに負けない
しっかりとしたヤガラの本当の味が引き出されるのです。

これもとても美味しいので販売します。
昆布締めしてから真空パックにしています。
1パック  1,000円での発売です。

das-1.jpg


お刺身で、また垂涎の吸い物にご利用ください。

とかく、薄切りの昆布締めには昆布の香りがきつく付く事がありますが、
ブツでは全く気になりません。
お吸い物ではこの昆布もそのままお使いいただけます。

おせちにも活躍します。
ヤガラはこれからまだまだ上がります。

富山県新湊漁港で直接買い付けるからこその
もしかしたら今のまだ安いうちだけかもしれませんが
大特価での販売です。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://oisiitoyama.blog96.fc2.com/tb.php/1183-4e7cac28