G氏はルアーフィッシングの達人でこれまでにも
大きなサクラマスや大量の太刀魚、目が回るほどの多量のアオリイカ
などなどその技量の確かさを嫌と言うほど実感させてもらえる獲物を
分けていただきました。

今回夜に持ち込んでこられたのは巨大なスズキです。
この日は定休日だったので店内にあった営業中の看板を並べてみました。
90cmあります。
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90cmというのは成魚のブリと同じくらいのサイズです。
私の持っている釣竿なら確実に折れます。
タコ釣り以外の私のタックルでは絶対糸切れします。

とてつもなく暴れたそうです。

一日あちこち回ってきたそうで
「私じゃ手に余る」
「大きすぎてまな板に乗らない」
などと言われて最後にウチに来たと言う訳です。

大感謝して受け取りました。
シンクに入れるとまるで半身浴です。
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魚で一番おいしい部位を挙げよと問われれば
「頭」と即答する私はこの頭が何よりの御馳走です。

次に胃袋。
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次がアラ。
次が皮。
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上身は一番最後。

普通一番喜ばれる刺身は私にとっては
順位としては低いんです。

だからと言う訳じゃありませんが、
これを寿司にしてお返しします。

G氏のお宅は子だくさんなのでシャリをたっぷり入れた
ボリューム満点のものにします。
もちろんワサビは入れません。

まず押し寿司。
サクを塩と酢で軽く絞めてエビと合わせます。
白身の淡白をおぎなう為に卵焼きを挟みます。
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次に
アメリカの寿司職人がやっていた
サーモンロールが美味しそうだったのでパクってみました。
これはちょっと長くなりますが案外簡単に出来ます。
何といっても型枠が無くとも可能です。

ラップにシャリだけ広げて具を並べます。
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ぐるりと巻いてラップを外し
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ガリを並べ昆布で軽く絞めた切り身を乗せます。
ワサビが欲しい方はここで塗り付けて下さい。

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サーモンロールはこの上からラップをかぶせてそのままカット
しますが、これは持ち帰りなので
しっかりとラップで巻きカットします。

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締める時には両端を巻き込んでおくことを忘れずに!
さもないと押さえた分だけ横からはみ出てしまいます。

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なんだかただの棒寿司にしか見えませんね。


奥様に連絡して取りに来てもらいました。
胃袋の中を報告して伝えてもらいます。
大きな魚をさばくのはとても良い勉強になります。

新鮮な魚はなまくら包丁では刺身にできないので
滅多に出番のない青紙鋼の刺身包丁を出しました。

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普段は新潟三条の手打ちでこれもなかなか切れ味が良いのですが
活きが良すぎると滑りが悪くなり繊維に引っかかります。

ところが同じ三条の手打ちとはいえ青になると
何の抵抗もなくスッと滑ります。
鉄も奥が深いものですね。





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