2014.10.26 鮎雑炊
雑炊は元々少ない米を増やすため
つまり増量目的だったとも言われています。
とすれば

増量炊飯→増炊→雑炊

こんな流れでしょうか?
雑の文字が当てられるようになったのは種種雑多なもので
行われたからでしょうね。

現代はコメ余りと言う長い日本の歴史の中では想像すら叶わなかった
恐ろしい事態が当たり前になっています。

でもこんなことは絶対長続きはしません。
貧富の格差が広がるにつれ
必ず深刻な食糧危機が世界規模で起こるに違いなく

その時には産業空洞化してしまった日本でも
決して他人事では済まなくなっているでしょう。

でも語りたいことには際限がありませんが
それはさておき

どうせ作るなら豪華に作りお米のありがたさを堪能したいものです。
せっかく生産者がご苦労をして育ててくれたお米です。
目いっぱい美味しく食べることが恩返しです。

と言いつつ
炊き立ての新米を水で洗いぬめりを落とします。

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雑炊はサラリと仕上げるのが美味しい食べ方だからです。
いつまでもくつくつと煮込んではおじやのように粘りだらけのものになります
モノにもよりますが
雑炊とおじやはこういう仕上げかたの違いがあるのです。

ダシを沸かして酒、塩で味を整え
洗ったご飯を入れ、焼いた鮎を入れてさっと煮たてます。
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今の時期は卵を持っていますのでそれに味を浸透させるため
二つに割ります。

溶き卵を回しいれて半熟になった頃に火を止めて

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器に盛ります。
九条ネギを散らして完成。
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天然鮎独特の西瓜のような香りは飛んでしまいます。
でもそれを補えるほどの優しい旨みが味わえます。

なるほど
古来から食通が珍重した優しくも力強い
香ばしくも、たおやかな味わいとはこれだったのか!

という愉悦が確かに小さな丼に詰まっていました。
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