まだ夏の暑かった頃の昼下がり
たまには蕎麦でも食べようと最近話題になっている手打ち店へと、
営業中なのを確認して駐車場に車を入れ戻ってみると既に準備中。

残念でしたが再び車を取りに行くのも面倒なので久しぶりに街を歩きました。
目についた老舗の洋食店に入り、メニューを見ます。

そうだ、カレーだった
カレーを食べよう
いや、洋食店のカレーを食べるなんていったい何年振りだろう?
すぐには思い出せないくらい随分前のようだ
などと取り留めなく思っていると
目の前に出てきました。

おぉっ黒い!
これは時間がかかっているカレーだな  
などと思いつつ一口食べると

「ん?」
スパイス香が無い?
良く言えばクリーミーなのでしょう

これが洋風カレーの弱点だった
と食べてから思い出しました。

人間誰しも強い味、強い香りに慣れてしまうと
薄いものには戻れなくなります。

脂の乗った輸入物の干物に慣れてしまうと
国産の脂の薄い干物では売れなくなるのと同じ。

インド系の鮮烈なスパイス香に慣れてしまうと
いわゆるマイルドなカレーでは物足らなくなるんですね。

インドカレーにはまったタレントが街のカレーでは
スパイスが足らないので漢方薬を振りかけて食べる
という話もついでに思い出してしまいました。

もちろんそれをとやかく言うつもりはありません。
どんな商品に仕立てるのかは料理人の望む方向性で
決まるのですから、

それぞれのお店にはそれぞれの味や個性があっていいんです。
逆にどこへ行っても同じインスタントばかりじゃ余計に困ります。


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秋になり
山へキノコ採りに行って来ました。
大量には採れませんでしたがヤマブシタケという珍しい
ものにもお目にかかれました。
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帰宅して
モクズガニのカレーでうどんを作りました。
例によってカツオだしで細ネギ、豚バラ、薄揚げを煮て調味
そこへカレーを加えて伸ばします。
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出来ました。
ズガニカレーうどんです。
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伸ばしてもなおスパイスが生きています。
秋になると温かい麺がいっそう美味しく感じられます。

モクズガニには郷土料理として
カニ汁やカニ飯などの他、寿司やこのようにズガニうどんなども
あるそうです。

いつかカニが沢山獲れたらカレーではなくそちらでも
試してみたいものです。




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