2014.03.06 屋根瓦の補修
現在の場所に移転してからもう20年以上になります。
先日、大屋根の鬼瓦が落ちそうになっていると指摘をうけて
急きょ工事をしてもらうことになりました。

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瓦自体はとても丈夫なもので70年は持つのだそうです。
ところが山で言えば尾根にあたる棟瓦(むねがわら)が
20年しか持たないのだそうで

当時の施工では当たり前だった赤土が年月を経て流れ出て
しまいへたをすると雨漏りや鬼瓦の脱落、棟瓦の崩落すら
招きかねない状態になっていたというわけです。

現在の工法では流出しにくい土を使い25~30年持つ
ようになったそうです。

今年は雪が少なかったから幸いでした。
もし例年並みの降雪があり雪の落下と同時に瓦まで落ち、
直下を通過するお隣の従業員さんの車にでも激突したら
大変なことになるところでした。

寄棟作りの屋根は棟の数が多いためそれなりの出費に
なりますが”まずは壁より屋根”と言います。
何よりも優先するのは当然ですね。

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かつては止める針金も銅線でしたが最近はステンレスと
なっています。
工期は2日半~3日。

てきぱきと若い職人さんたちが進めてあっという間に
終了しました。

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屋根瓦との間、舟型に半月状になっているところが
白いのがお判りでしょうか?
これは漆喰です。

贅沢な仕上げにしてくれた割には意外に安く上がりました。
ありがたいことです。

ちなみに、
こうしてそのまま足で瓦の上に登っていますよね
これは雪国仕様の瓦だからです。

雪の降らない地域では瓦がもろいタイプが多いそうで
今回の大雪騒動でも30cmの積雪で瓦の割れた家もあるとか
雪国では1mでも割れません。

ですからこうして直接登れるのです。
もろい瓦だとラバークッションや足場を施設して昇るそうです。

雪国とはいえ夏には70度以上の高熱にもなり
真冬には凍り付いた上に何トンもの雪の重さにも耐えてくれる
この瓦は富山県産の「みのわの瓦」という名品です。

目立たない屋根の上ながら”縁の下の力持ち”のような
ありがたい存在なんですね。

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