2014.02.12 ヒレ酒
ヒレ酒と聞くと真っ先に「フグのヒレ酒」と連想しますが、
大抵の魚がヒレ酒に出来るのだそうです。

ではどこのヒレがいいのか?
胸ヒレ、腹ヒレ、尻ビレ、背ビレ、尾ビレ

一部の魚には油ビレなどと言う部位まであります。

全ての魚種、すべての部位を試したいほどですが
それでは体を壊してしまいそうですから
今、手に入る魚種で試してみました。

まず、第一回目は冬の日本海を代表する「天然寒ブリ」
これを一匹買うと数万円しますが、
ヒレだけだと懇意にしている魚屋さんでタダで分けてもらえます(笑)

「え! ヒレ?」
と大いにいぶかしげな顔をするので説明をすると
「あぁ それは美味しいらしいよ」

ますますその気にさせられるじゃありませんか。

さて、ハサミで切り取ったヒレを見ると
今まで気にも留めずにいたことが悔やまれるほど立派で
何やら工芸品でも見るような気になります。
自然の造形美というやつですな。

d-2.jpg


とはいえ口に入れると思うからそんな気になるのであって
全く食い気というやつはその気になるとなんでも
旨そうに見せる魔法です。

これを乾燥させます。
乾いたら乾燥剤を同封して保存

焦がさないようにこんがりとあぶります。
お燗を熱めにつけてヒレを投入。

d-1.jpg

ジュッ
と音が立ちます。

最初は香ばしい香りが来ます。
次になんともいえない旨みが来ます。

なんでしょうか これは
脂でもない、かといって魚くさい風味でもない
ヒレのゼラチン質の醸す旨み とでも表現すれば
いいのでしょうか?

美味しい酒になります。

あっと言う間に一本が空いてしまいました。

もう一本お燗をつける時に
酒の中にヒレをいれたまま温めます。

f-10.jpg


いわゆる二番だしを取るときと同じ要領ですね。

色が薄黄色に染まりました。
二番酒でも濃厚なヒレの旨みが出ています。

これはやばいです。
飲みすぎます。

こりゃ他の魚種でも試さないといけませんね。
困ったことです。

いえ一応言ってみてるだけで
本当は当然喜んでいるんですが、、。


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