2014.01.16 熊棚
昨年はドングリが大豊作で、
キノコ採りに山に入ると地面にびっしりと敷き詰めたように
ドングリが落ちていて朝露に濡れて光っていると
『ナメコか!?』と気が逸るほどでした。

そういうこともあって,初めて熊のフンを目撃しました。
夜行性ですからそこはリビングキッチンだったのでしょうか
人間がやってくる頃には寝室へとお帰りになってくれている
ようでよかったです。

そういう堅果類の木があるところでは多種多様なキノコが
採れるのです。

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これはきれいなモミジの落ち葉。
ここに茶色のキノコが出れば非常に見つけやすいのに
こういう所では何もありませんでした。

なかなか上手くいかないものです。

もうひとつ昨年初めて見たのがこちら
熊棚(くまだな)です。

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熊が栗やドングリを食べようと木に上り太い枝に陣取ります。
実が沢山つくのは大抵枝先ですから引き寄せてむしゃむしゃ
細い枝先に行くと折れて落ちてしまうから無理ありませんが

むしゃむしゃとやりつつ次の枝と繰り返すうちに
体重で押しつぶされた枝がそのままになって残るのです。

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まるで盆栽の刈込のようになっていますが、
よくみると幹には上る時についた鋭い爪跡がついています。

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果たしてこの栗の木には翌年実がつくのかが気になるところです。

堅果類が豊作だったということで昨年は里への熊出没が少なく
人的被害も目立ったものは無いようでした。

おかげで比較的安心してキノコ採りも楽しめました。

なんだか皆で熊の恐怖を忘れてしまったかのようです。

ところが!
熊の生態を考えるとむしろ怖いのは春です。
きっとこの春には子供を産んだ熊が多いだろうと
想像できます。

堅果類をたっぷりと食べたメス熊が冬の間に出産するからです。
子連れの熊の恐ろしさは誰でも知っています。

平和な秋の次に恐怖の春が待ち構えているなんて自然は皮肉ですね。

山菜採りに山に入る皆さんはくれぐれもご用心!


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