今年もアジメドジョウを捕まえに行きました。
険しい崖を降り、大きな岩を乗り越え、冷たい急流に浸かり
ようやくほんの少量を得ます。

これは捕るのが大変なんだと皆口をそろえて言いますが
実際にやってみないとその苦労は解りません。

でも半日をそうして冷たい水に入って過ごしていると
暑い日差しで首筋は真っ黒に日焼けしますが
体には全く暑さを感じません。
なかなか快適な遊びです。

そうして崖を登り、車に帰ってきてひと仕事です。
私の軽四にはキッチン道具を常備してありますから
材料を用意しさえすればどこでも料理が出来るのです。

この日は天ぷらとザル蕎麦。
ついさっきまで泳いでいたアジメドジョウに油の中で
泳いでもらいました。

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ただでさえ柔らかいのに揚げたては口の中でほろほろと
上品なほどけ方をしてくれます。

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なるほど
そんじょそこらのドジョウとは格が違うのも納得の美味。
昔はあちこちで沢山獲れたそうで
なれ寿司にして天皇陛下に献上されたりもしたそうです。

などと聞くと「高貴な味わい」とも言いたくなりますが
そんな大袈裟な事もありません。

古老に言わせると
昔は子供たちが一日中ドジョウを捕まえて遊んだものだ
そうです。

今では希少になったからとはいえしょせんその程度。
子供の遊びの延長なのです。

でも
いい歳こいた今だからこそ
童心に還って無心にドジョウを追いかける事がこんなにも
楽しく、

木漏れ日の中で食べる食事がとても美味しいのです。

そんな楽しみを心から喜べる歳になった
いえ
なってしまったと言うべきでしょうか。



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