2013.06.19 蓼を摘む
富山市には大きな河が二本ありますが、
こちらの常願寺河には生活排水が入っていないので安心して
山菜の収穫ができます。

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春、まだ早い時期には川グミの花が咲き誇って甘い香りが
たちこめていました。
この河原は川グミの一大群生地として有名です。

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あまりに時期が早すぎて採れるものはクレソンの花しかありません。
クレソンといえば生食が普通ですが野生の花芽には虫などが
ついているのでよく洗って加熱が基本。

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花柄や葉は堅いので圧力鍋で調理し、ポトフに仕立てました。
若葉ほどの香気はありませんがそれでも立派にクレソンの
スープとしての野趣は楽しめます。

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そして今日。
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入梅のニュースを聞きながらもう一度出かけました。
あいにくの小雨日和でタケノコ採りが億劫になっての近場
となりました。

雨降りの中のタケノコ採り、しかも高地となるとやっぱり
気後れがします。

河原はいたって平和で
グミの花はとっくに散って早くも小さな実がびっしりと
付いています。

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秋には紅く熟して遠目からでもまるで花が咲いているように
見えるんです。

カワラナデシコが風にそよぐのんびりとした風景は
いつも出かける渓流と同じ水系とはとても思えないほど穏やか。

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下流にもそれなりの楽しみがあります。

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クレソンは種を撒き散らしています。
きっとこれより下流にはコロニーがわんさかと産まれるでしょう。

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前回は全く見かけなかった蓼(タデ)が沢山生えてきました。
今回のお目当てはこれです。

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柳タデというそうです。
これが辛いタデで、よく
”タデ食う虫も好きずき”と言われる奴ですが
とにかく辛い。

この辛味成分はタデオナールという物質らしいのですが
これを好む虫がいてもうやたらと食われます。

ですからこういう早めの時期に収穫しないと穴だらけの
虫食いになってしまうのです。

ところがこちらの近似種の”イヌタデ”は全く辛味が
ありません。

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なので虫も食べないのです。
葉に模様のあるのが目印ですがそれ以外は同じように
見えますよね。

山菜等の世界で”イヌ○○”と名がつけばおおむね
本種より劣るものという位置づけだと思ってほぼ間違いありません。
人間の下に位置するイヌということでしょうか?

こんな事を書くと愛犬家からお叱りを受けそうですが、
命名したのは私じゃありません  念のため。

イヌザンショウは山椒に似てはいても香りが無く
イヌビワは食味がいまいち
イヌタデは辛味が無い
という具合です。

もちろん人間の勝手なのは言うまでもありません。

でもイヌタデのためにひとつだけ添えると
可憐な花をつけるんですよ。

蓼は水辺に好んで群落を作りますが畑の周囲にも
生息しています。
ところが畑の蓼は辛くなりません。
昔から畑の蓼より田の蓼  と言われています。

キレイな水辺ならなお良しということですね。
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採って来たら流水で念入りに洗います。

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本番は翌日ですが
さっそく味噌をつけて焼き、ご飯と食べてみましょう
(出たっ 

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う~ん
若すぎるせいか辛味は優しいですね。
でも量的にはたっぷりとありますから大丈夫でしょうが、
山菜はタイミングが命、近場で簡単に収穫できるとはいえ
侮れませんね。

今日はここまでです。
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