FC2ブログ
昔の実食レポ
カテゴリー「鹿児島のラーメン」-1

鹿児島のラーメンにはこれといった共通項が少ないために
福岡や久留米に比べると残念ながら知名度は高くありません。
しかし、それは単にマスコミ受けしないとか、素人受けしない
などといった程度の理由に過ぎません。

鹿児島のラーメンはとにもかくにも旨い!
何と言っても超繁忙店でもほぼ無添加で勝負している所が
あっぱれ!  とプロの私が絶賛、断言します。

というわけで、味の素を一切使わない当店でも登場させる
事が出来るという次第です。
まさか、ウチで「こむらさき」さんをリスペクトエントリーする日が
こようとは夢にも思いませんでした。

心を込めて仕上げました。

麺は出来得る限り似せようと特別配合で白っぽくしました。
今後さらに仕上げてまいります。

ig114.jpg

タレと麺を上げて茹でたキャベツを乗せ
ig113.jpg

小口切りのネギをたっぷりと加え
黒豚は在りませんのでその代りにイノシシの骨からダシを取ります。

そこに「こむらさき」流に沢山のシイタケを加えて美味しいダシとし、
上から掛けてイノシシと富山県産豚のチャーシューを乗せて完成。

ig115.jpg


今回はこれに青森たっこ町産にんにくのローストを添えます。
生ニンニクは翌日不快な悪臭となって周囲を辟易させますが
加熱したものは栄養はそのまま悪臭の素だけ無くします。

どなたもご安心の上香ばしさとともにスタミナ補給を行ってください。
ig110.jpg


期間限定「天文館 こむらさき」  塩ラーメン  900円
土日祝を除く平日のみ、 昼夜OK
麵の追加一玉 200円

ig111.jpg


シンガーソングライターの浜田省吾さんはその名曲
「風を感じて」で

”自由に生きてく方法なんて100通りだってあるさ” と
表現しました。

私も料理人としてそれを無添加で実践しています。

”It's so easy, easy to be free.”




スポンサーサイト
20歳代の頃外国航路のタンカーに乗船していました。
日本石油の油槽部門の会社で母港は鹿児島県喜入(きいれ)、
日本最大の石油備蓄基地といえばご記憶の方もおいででしょうか?

貨物船などは賑やかな港に入港しますが、タンカーは危険物を
運ぶためへき地での入港が多いのです。
例えばアフリカの小さな町で沖の投錨で荷卸し、の場合

上陸し、町で唯一の酒場に出かけると町には街灯もなく
真っ暗。
TVなどで見るアメリカ系黒人とは全く違うまるで墨滴でも
塗ったかのような漆黒の顔の人達が暗闇の中
目を開けていれば存在が解ります。

笑っていれば白い歯が見えます。
でも口を閉ざして目を閉じていれば見えない
と言う位の町の酒場で
驚いたのが日本のオーディオメーカーの「山水」(さんすい)の
スピーカーがあるんです。

改めて日本の商社の凄さを理解した次第です。

おっと
横道が過ぎましたね。

そんな生活の中で久しぶりに次の寄港地は日本と聞くと
矢も盾もたまらない喜びに船内が沸き立つのです。

「次の寄港地は喜入」
と船長から船内放送が流れた途端皆心は鹿児島市内で
時間を過ごすことに心奪われます。

そんな時に船内で交わされる言葉が
「鹿児島(市内)に行ったらこむらさきへ行け」と言う言葉。

「こむらさき」といえば熊本が有名ですが中身は別物
天文館こむらさきも鹿児島を代表する有名店です。

一般に九州では濃厚豚骨が多いのですが
鹿児島では白濁させない比較的さっぱりな豚骨が主流。

また鹿児島県人の気骨はヒト真似を激しく嫌い
「まねしごろ」と言って軽蔑するのです。

それ故にどこの有名店でもレベルが相当高いのに
それぞれの特徴を有しており、また人口比でも
店舗数が高密度なのに

鹿児島ラーメンの特徴はこれこれ  といった共通項が
挙げられず博多などと比べるとややマイナー感があるのです。

ここ「こむらさき」さんでもルーツは台湾だとされる
白い極細麺とその特殊な製法ゆえに地元民ですら
「あれはラーメンじゃない」と酷評する人もいるそうです。

でも美味しいものは誰が食べても美味しいのです。
私も家内も息子も大ファンです。
何と言ってもこちらだけじゃなく有名店でも小さなお店でも
鹿児島では化学調味料の使用率が少ないのがありがたい。

やはり素材の良さがあってこそなのでしょうね。
近日リスペクトを添えて私流「こむらさき」をご披露いたします。





店頭表示商品を仕込む時間が無くなってきて品薄状態が
続いています。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

そこで比較的仕入れ等の時間のかからない商品ということで
久しぶりに海苔の佃煮を作りました。

海苔の佃煮に使うのは「アサクサノリ」です。
他には岩ノリ、アオサノリなどがありますが、これらは
香り、風味はあっても旨みはありません。

ですから韓国海苔(岩海苔)には化学調味料が欠かせません
また、アオサノリが板海苔に混ぜ込まれることが
あっても(高級品)  佃煮に加えると風味が飛んでしまうので
混入する事は無意味となります。

しかし、アサクサノリではあっても元々の原料としての
つまり原藻が不味いものではどうしょうもありません。

美味しい海苔の佃煮を作るには上質な原料の確保が
できてこそなのです。

今回はひとビン500円での販売です。
これをどうかくれぐれも一般市販品などと比較なさらないでください。

一般的なものとはこういうものです。
ig100.jpg

ここには一般的な台所には無い物ばかり羅列されています。
なぜ、そんなものが必要なのでしょうか?
つまり、
偽て作るためなのです。
そう、某国でニセ卵が作られるのと同じ理屈です。

彼らは
そう
一切合切まとめて「彼ら」と呼びましょう。
同じ人種です。

どうすれば本物に近づけて低原価でそれらしい味にまとめるか
そしていかに高収益を得るか
ばかり考えているのです。

そこには
いかに美味しいものを追求するか
体に良いものを消費者に届けるか
などといった視点は見事に含まれてはいません。

残念ながらこれが現代の加工食品の現状であり
またほとんどの消費者もそれを歓迎し、受け入れているのです。

私の作るものは海苔自体を吟味して余計なものを一切加えずに
海苔だけを煮詰めて仕上げます。

ただただ海苔だけの佃煮です。
決して洗濯糊(のり)の佃煮などじゃありません。
いちいち裏書きの悪意を暴きたてるような時間の浪費などしません。


まず、力のある海苔。
そして力のある本物の調味料。
たったそれだけで美味しいモノになります。
ig19.jpg


余分なモノが入れば入るほど食べ飽きるモノになり
冷蔵庫の奥に忘れられるような残念なモノになり果てるのです。

再度申し上げます。
残念な一般市販品などとの価格比較は無用。

どこにもない本物の海苔佃煮です。

食後は必ず冷蔵庫で保存してください。

ig18.jpg