表題を裏切って「鮭」の話をします。
鮭は本来白身魚なのですが、海老などを大量に捕食して赤い色素がついているんだそうです。
事実 産卵準備に入った「産卵色(ブナ)」の出た鮭は身肉が白っぽくなり、産卵後の体力を使い切った最後は白くなっているそうです。

この色素 もう皆さんTVなどでご存知でしょうが「アスタキサンチン」は海老、カニなどに多く含まれている栄養の一つです。
強い抗酸化力があります。

鮭はこれをイクラに凝縮させて次の世代へ繋いで往くんですね。

ではその源となる海老はというと
20071101064653.jpg ん? 赤くない?
はい、加熱して赤くなる部分がそれなんだそうです。

それにしても色素少なすぎですよね。
そこで「アマエビ」を用意しました。
20071101070425.jpg
市場では抱卵してるのを「アマエビ」
していないのを「アカエビ」と呼び分けています。


これを頭だけ外して殻ごと引きます。
20071101071302.jpg

出ました! 鮭の赤い色です。
お刺身で食べるとさほどでもないのも当然です。
これは身と殻の間に多くあるのです。
βカロチンの10倍と言われる血液サラサラ効果+タウリンたっぷり
おまけに殻には関節に良いキチン質までまるごといただきです。
20071101071939.jpg 20071101072006.jpg

例によって鉢で入念に摺ってから卵白、ムキ海老を加えてワンタンの具は出来上がりです。
20071101072313.jpg

こうなりました。
もちろん無添加無着色です。

中はこうなっています。
20071101072334.jpg
能登の「もずく」を合わせました。
磯の香りがとても相性がいいですね。
地元では味噌汁で食べるんですが酢の物より汁のほうがより美味しいです。
高級料亭ではもずく雑炊にもされます。
20071101072408.jpg

これを機会にカニワンタンうどんももずくに変更します。
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 20071101072947.jpg

ベニズワイガニも秋の深まりとともに味わいが濃くなってきました。
豪華な味です。
今回からは5個に変更します。
価格はそのまま 800円です。

海老ワンタンもとても贅沢な仕上がりです。
こちらも5個入ります。
価格は 800円です。

これから春までの間はクール便でもお届け可能になります。
他の商品との同梱もご利用ください。

明るいところで撮影しました。
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2007.10.27 粉山椒
粉山椒を嫌いな人は多いはずです。

だいたい私達はどんな時に粉山椒を使うでしょうか?

うなぎの蒲焼、うな丼、うな重、う巻き
どじょう鍋、どじょう柳川
すきやき、焼き鳥、ステーキ、鍋物、あさり汁etc,,

容器も瓶詰めのものや使いきりサイズのパックものまで色々です。

しかし、そのほとんどの場合見事に裏切られます。
はい、ほぼ完璧とさえ言い切れます。

粉山椒をかけて美味しくなったとか、これが無きゃ始まらないんだなんて聞いたことがありません。

良心的な商品を展開している事業者の方がご覧になっていたら「ごめんなさい」を先に言っておきましょうか。

まず、香りが無い。
何をかけたのか判らないくらいに風味が無い。
まるで木屑かホコリでもかけたかのような具合。
少し言い過ぎの感もありますが、風味が抜けてしまっているのが現実です。

一度奥飛騨の粉山椒を取り寄せたことがありますがこれは素晴らしいものでした。
風味が大手市販品とは異次元です。
何にかけても香り豊かに美味しさを引き立たせます。
このラベルを見て得心しました。
「賞味期限6ヶ月」

そうだったのか!
経時によって香りが飛んでしまっていたのか!

そこで今年は自作に挑戦してみました。

20071028074820.jpg
約束してある農家さんに行き実を採取です。
赤く色づいているのは生け花用。
割れて中から黒い種子が出ると採り頃です。

黒い種と外皮を分ける。種は蒔く


これをより分けてからスタートです。
分別する 山椒のすりこ木で仲良く引く 網で2回漉す


外皮だけをすりつぶします。
引き始めた途端に香りがブワ~と立ち上ります。
石臼が欲しい所ですね。
外皮の内側が白いのですが、それが意外としぶとく案外と量は取れないものです。
飛騨の上物が値の張るのも納得です。

少ししか取れないけど十分な量です。香りの凝縮体

細かい目の網に通してやっとこれだけを確保です。
残りは引かずに取っておきましょう。

これが正解なのでは。
スパイスはホールで保存。
使う時にすりつぶす。
そういう事ですね。

では、ご飯を出してきてちょっと味見を(でたっ!)

煮たばかりの叉焼くずをご飯に乗せて山椒をひとつまみ



うまい!

香りがおいしい! なんて初体験  でもないか
山椒の香りがこんなにも美味しかったなんて初めて知りました!
美味しさを引き立たせる なんてものじゃありません

山椒の香りそのものがおいしいんです!
思わず追加でかけてしまいます。
粉山椒の嫌いな人の全てに教えてあげたいくらいです。
う~ん山椒恐るべし
日本の底力とでも言えばいいのか。

やっぱり日本のスパイスはご飯にぴったりなのでした。
乾燥剤を同封して保管



2007.10.27 干物
干物を作っています。
地元の獲れたて、お刺身用のものだけを使用します。
新しくないと色艶はもちろん焼いた時の香りが全然違うからです。
20071008072200.jpgシロサバフグです。
無毒です。
一般に販売されているフグ加工品はほとんどがこれです。
が!残念な事にアミノ酸等添加がほとんどなのが現実です。

20071008072225.jpg
私達の物は一切添加していません。

その違いはズバリ鮮度と塩の違いです。

20071003094653.jpg こちらはイカの王様アオリイカ。
比較的小型のものを仕込みます。
アオリイカは肉厚なのでせいぜいが中型までを使用します。
大きくなると噛み応えがありすぎだからです。

20070927071956.jpg こちらは赤ムツ。
超高級魚ですが小型なので安価でだせます。
小さくても程よい脂が乗っていて美味しい魚です。
20071106070511.jpg

ご存知カマスです。
これから急激に大きくなりますがお値段も途端に跳ね上がります。
ですから仕込めるのも今だけ。
早い者勝ちのネタです。

20071106071024.jpg焼くとじんわりと脂が出てきてとても美味しいんですよ。



20071106071312.jpgこれはスルメイカの味噌味です。
いったん味噌に漬けてから洗い落として干します。
美味しいです。
ご飯にも そしてお酒にも。
お酒は種類を問わずに干物と相性がいいんですが特にこれはばっちりですね。
冷えても生臭みを感じさせないので息子のお弁当にも活躍してます。

20071106071928.jpg

これはコボダラと呼びます。
日本海の北部に多く獲れる真ダラの子供です。
これも今だけのネタです。カワハギはこれからのネタですね。
20071106072227.jpg

太刀魚を開いてこれから干すところです。
脂がのった魚は特に干物効果が大きいです、旨みが凝縮されます。
20071106072545.jpg 20071106072621.jpg

このようなセットで販売しています。
左は1,000円  右は2,000円 です。
ですが、量目や数は一定ではありませんので表示できません。
ですからお客様のわがままもお聞きします。
あれを止めてこちらを増やして  なんて言ってください。
また魚種指定の単品販売も承ります。
お安く出すのをモットーにしています。
富山湾の魚の美味しさを分かっていただきたいからです。

山菜や干物などは特に本物が無くなりつつあります。
日本では年間数百の水産加工業者が廃業しているそうです。
元気のいい所は中国に移転しているんです。
ますます怪しげな食卓になりそうな予感です。

私達は春の山菜の販売に続き秋の干物にも力を入れて行こうと思っております。
本物を味と違いの解る方だけにお届けします。

一番大事な事を忘れていました。
塩は沖縄天然塩シママースとオーストラリアのシャークベイ天日粉砕塩を使い分けています。
天然塩だけが持つ自然なミネラルのおかげで旨みは凝縮されるのです。
私の大嫌いな化学調味料なんか使う必要は全くありません。
冷凍してお届けしますので保存料も不要なんです。

ですが1~2日でしたらクール便ででもお届け可能です。
他の商品との同梱もご利用ください。

20071106122241.jpg


地物の鯖です。
ノルウエー産より脂は少なめでしつこくありませんがやはり少しは燃えます。

大根おろしとで最高です!
輸入物と違って酸化していないので栄養もたっぷりですからより美味しいんです!




塩の話もご覧くださいこちらからどうぞ

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他に昆布じめの話も是非ご覧ください
2007.10.24
ここ早月川に今年も鮭の遡上が始まりました。

はやつき川

ここは富山市と魚津市の間を流れる川です。
魚津水族館と遊園地が向こうに見えます。
鮭の遡上という名の命の饗宴

毎年沢山の鮭がこうして里帰りをします。

が、実は私はあまり見に来ません。
あまりに健気で可愛そうになるくらいだからです。
ぼろぼろになって ウロコも剥がれても必死に泳ぐ ひたすら本能の命ずるまま

育った川水を探し当てて河口をしばらく回遊して海水から淡水へと体を慣らしいよいよ遡上開始し、さあこれからというところです。


4年をかけて成長し産卵の為に育った河に帰る。

もう、それだけでいいのに。
いつもそう思います。
後は放っとけば勝手にその生命サイクルは循環出来るんじゃないんですか?
いつまで人間がその神聖な営みに介入しなければならないのですか?


ヤナでせき止められ行き場を失います メスは孵化場行きになります。オスは、(TT)


鮭の命がけの旅はここで終わりです。
ヤナ でせき止められます。
後は卵を人工孵化させて稚魚を放流しています。

せめて孵化に必要な最低限を確保したら後はヤナを開放してやって欲しいと願います。

食いしんぼうもたまには反省する瞬間です。




石よ木よ水よ ささやかなもの達よ 僕と生きてくれ

繰り返す悲しみを照らす灯をかざせ

君にも僕にも 全ての人にも

命につく名前を「こころ」と呼ぶ

名も無き君にも 名も無き僕にも


「命の別名」by  中島みゆき



山菜の中には海浜で採れるものもあります。
浜防風や浜大根です。
いずれも辛味があっておいしいものですが砂浜の保護の為大量に採取する事はもちろん厳禁です。
私はそれぞれ2株だけを味見しただけで以後慎んでいます。

ところが、ここ大河の土手です。
20071024071128.jpg

この青々とした斜面がまるで大根畑のようになっているのです。
20071024071216.jpg 20071024071151.jpg


右画にあるようにここは某河川河口より0.8km地点です。
この大根畑状態はほぼ河口まで続いています。
今年はまだ他植物と混生してますが昨年はほぼ独占でした。

20071024071300.jpg

比較的大きなものでこんな感じです。
収穫にはまだ早いですね。
土手大根と命名しています。

下に生えるものは栄養が少しは良いとみえて太いですが辛味はありません。
ですからお目当ては上の方に出てる痩せた大根です。
市販されている「辛味大根」なんかよりよほど辛いので
お蕎麦にぴったりなんですよ。

自分で蕎麦やうどんを打ったときには思いっきり美味しく食べたいので
そんな時にはここの大根で食べるんです。

ですが、やはりここも土手を守る為乱獲は遠慮しています。
堤防を傷めないように掘った後は土で埋め戻してやります。
河の名前も伏せておきましょう。

ちなみに、浜大根も肥えた畑に植えれば普通の大根に育つそうです。

どこかから種でも飛んできて根付いたものか知りませんが
昨年世間を賑わせた「ど根性大根」といい 実は大根ってかなりしぶとい奴だったんですね。

むしろ、肥えた畑で辛い大根を育てる方がよほど難しそうです。

春には一面大根の花が咲きます。

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2007.10.24 塩について

料理の基本は塩です。
最も美味しくもし、まずくもさせ得ます。
私は沖縄天然塩シママースとオーストラリアのシャークベイ天日粉砕塩の2種を使い分けています。

天然塩のミネラル成分が最も肉や魚、野菜などのミネラル分との相性がよろしいようです。
しかも日常的にふんだんに使える価格というのが嬉しいところです。

ミネラルを増量添加したやたら高価な塩も最近多く出回っていますが
旨み凝縮効果も怪しいばかりでなく、体にも悪影響が とささやかれていますのでやはり自然塩がいいかなと再認識しています。

塩は嘗めてみるだけでもその違いは歴然としていますが水に溶かしてみると更にはっきりと解ります。

天日粉砕塩は粒がやや大きいのですが味と効果もまた素晴らしいものです。

干物や漬物さらには燻製やパンチェッタなどで
つまり長期間塩蔵し熟成させるものほどその効果はより顕在化します。

天日粉砕塩の粗めの結晶です


塩分の摂り過ぎはいけませんがさりとて塩分が足りないと生きてはいけません。
体に必要な物質でもあるわけですから上手に美味しく付き合いたいものです。

最近では外国産の干物や漬物が多く出回っていますが企業というのは利益追求を至上命題にしていますのでまともな塩など使いません。
普通の砂糖すら惜しんで薬品的な甘味料を使う程なのです。
1/100 1/1000などという単価の違いを聞き驚きを越して呆れ返ります。

さらに先鋭的な味をまろやかにする為と称しアミノ酸や防腐剤を混合した薬品を複合調味料として
「アミノ酸等」と表示しています。
お手盛りとしか言い様がありませんが本来消費者を守る立場の官庁ですらが同調している現状ではもはや自ら学ぶしか手はありません。

消費者は天下り先を用意できない代わりに「不買」をする力があります。

食事は体の中で血肉となり明日の健康を育んでくれるエネルギーになります。
また最近の研究ではほぼ数十日で体の全細胞が入れ替わっていると言う事が解ってきています。
やはり、正しい「食」が新たな命を私達自身の中で再生してくれているのです。

改めて良い食事とその原点の調味料を見極めて行くと

健康の基本は塩 と言い換えても過言ではありません。

私達は無添加を実践しています。

2007.10.22 紫蘇の実
紫蘇の実が程よく実りました。20071022065136.jpg

農家さんにお願いしていた紫蘇を収穫してきました。
畑でみるとほんの少しにしか見えなかったのに車に積んでみると
とてもじゃありませんが入りきりません。

20071022065251.jpg


畑は素晴らしいです。
命を生み出してくれるのですから。
20071022065223.jpg


たったこれだけを持ち帰りました。

ところが、こんなに僅かなのにここからが非常に大変
穂先だけを切り取り、ゆでて、実を軸からこそぎ落とす。

これだけで非常に時間がかかります。
手間のかかる仕事は嫌いではありませんが これほどの量は初めてですので少々音を上げそうになりました。

ほら「たった」から「これほどの」に変化してるでしょう?

少量しかやっていなかった去年までとは天地ほどの違いです。

でも思いっきり使えます。

濃い目の塩水に漬けて「塩漬け」
ガーゼにくるんで「味噌漬け」
醤油で煮て「しょうゆ漬け」
今年は存分に出来ました。

利用法はいろいろです。

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とりあえず、今年の初物を温かいご飯にのせて(でたっ!)
う~んプチプチと新米がおいしいです!

今日は湧き水を汲みにきました。20071012161822.jpg
 富山市内の石倉町の延命地蔵尊です。
県内到る所にある水汲み場ではおそらく最も多勢が訪れるだろうと思います。

いろいろな効能が伝えられてはいますが実証できませんのでここでは書きません。
私に言えることはただただ 「おいしいです」の一言のみです。
さまざまなプロも汲みに来ます。

大きなタンクを沢山抱えて列を成しますので周辺には路上駐車によるプチ渋滞が起きるほどですが幸い警察も大目に見てくれているようですね。

この水で酒を仕込んで販売されています。
「霊水仕込み」だそうです。
飲んだことはありませんが
自家製冷水割りならしょっちゅうです。

20071012161735.jpg

早朝から夜まで人の絶えることはありません。

横のお地蔵様にお願い事をして帰ります。

20071012161850.jpg

こちらにも湧き水の記事があります

20071028075118.jpg



20071012205000.jpg 達人です。
普段は鮎を焼いてます。
春の山菜とキノコ
いつもお世話になっています。

昔は鉄砲を持って熊を追ったそうです。
私達が怖くて入れないような深い山奥にまで平気で行きます。

20071012161602.jpg 20071012161618.jpg 20071012161636.jpg


そしてこちら
何だかお解かりでしょうか?
「ブナハリタケ」です。
深山幽谷の古木に生える「山の肉」と手持ちのガイドブックに書いてあります。
繊維がしっかりとしていて歯ごたえがよく、芳香の強いとてもおいしいキノコです。

真ん中の画像のように重なり合うように密生します。
(いや、見た事はありませんが)
ゆがいてからすき焼き、炒め物、酢の物、などにします。
歯ごたえが強いと思われる方は削ぎ切りにでもしたら程よいと思われます。

これを昨年キノコご飯にしましたら店内に山の香気が充満して大好評でした。
実際は他のキノコも混ぜて増量したんですがこのキノコの香気が強いので十分カバーしてくれるんです。

右は100gですが市販のそれこそ生椎茸などと炊き込みご飯にすれば一升のご飯でも美味しく炊けるくらいです。

ゆがいて冷凍保存してあります。
100g500円にてお届けします。
冷凍でもクール便ででも可能です。

富山でもなかなか入手できないキノコです。
県内でもほとんどの人は知らないのでは? と思います。

2007.10.12 カマス棒寿司
カマスの本当の美味しさを知らない人になんとか伝えたいと最近はなかば意地になっています。

今回は焼き寿司に挑戦です。
ウチのラーメンには砂糖の入ったものは不調和でしたが繰越効果でなんとか寿司飯ぐらいなら合わせられるまでになりました。

寿司は食べるのも好きですが門外漢ながらも作るのも好きなのでこれからは色々と挑戦が出来そうです。

3枚におろしたカマスを一塩あてて一晩休ませます。
20071012161207.jpg背中に格子目の切り目を入れ
 串に刺し
 直火で焼きを入れます。



20071012161227.jpg 焦げ目をつけたら
 素早く冷水に取り
 熱いうちに串を抜きます



20071012161253.jpg 水からあげてタオルで拭き




20071012161314.jpg 酢に漬けます





20071012161331.jpg その間シャリの用意
 合わせ酢を入れ
 切ります。
 これは家内の仕事で私は苦手


20071012161350.jpg 大葉や白ゴマ、
甘酢漬けみょうがと生姜を混ぜます。




20071012161413.jpg 巻き簾にラップを敷き
 小茶碗くらいのシャリをのせ
 魚を乗せます



20071012161439.jpg
 軽く形を整えたら
 両端を畳みます
 我々門外漢は上からやたらに
 押さえれば良しと思い勝ちですが

それでは両端にはみ出るばかりなのだそうです。
ですから、端をまず閉じてから
20071012161503.jpg
 向こう側をしっかりと押さえて




20071012161524.jpg
 手前をぎゅ~っと締めこみます
 
 これで巻き簾は早くこわれますが


20071012161545.jpg ラップごとカットして
 はぐって盛り付け。

香ばしくておいしいです!
カマスも今の時期なればこそのかすかな脂が乗っているから出来る調理です。
冬になれば太刀魚などでも出来そうです。
しかし、本職のプロのようにはいきませんから時間はかかりました。

なんとかお昼に間に合いましたが冷や汗ものです。
プロのあのチャッと細巻を仕上げる素早さに羨望します。

かます飯を作ったのでその経緯を並べて自分流の作り方を書いて見ます。
料理本を見てもどうもいまいちなので疑問に感じておりました。
deji-8 255 deji-8 256 deji-8 257 deji-8 258
カマスの頭と昆布でダシを引きます。
野菜(牛蒡、人参のささがき。コンニャクあれば椎茸)を加えて塩、みりんで調味。
カマスを素焼きして身をほぐし骨を除きます。
今回は椎茸を切らしていたので乾ヒラタケを佃煮風で味付けして後から加えます。
ダシと具材をザル、容器で分けます。
 deji-8 259 deji-8 260 deji-8 261 deji-8 262

米と分量のダシを量ります。具を投入。 スイッチON
みょうがと生姜の針切りを水にさらして布巾で絞っておきます。
ご飯が炊き上がったらヒラタケを混ぜ込み蒸らします。
茶碗に盛り、みょうがを天盛りにして供します。

しかし、反省点が一箇所。
時間が経つとご飯がボロッとした食感になりました。
新米だから大丈夫かなと思っていたんですが
やはり、もち米も混ぜた方が正解でした。

味はとても美味しく出来てましたが唯一そこが残念でした。

待望のシバタケが採れました。
今年はいつまでも暑くて少雨がたたり待てども影すら見れなかったのが

昨夜までの雨で急に出始めたようです。
シバタケ幼菌現場着が11:00で先客が車5台。
ここは過当競争です。
大きな道路沿いで目立ちますから
沢山の人が入ります。
 
ここではこんな小さいのでもすぐ採られてしまいますから過激です。
 
足跡だらけです

沢山の足跡。
ススキや低木の松が点在する表土の流出したような赤土
こんな所がシバタケの出る所です。
ススキの株元や松の周囲を念入りに探して  ありました
松耳ともいいますそっくりでしょう?
これはハツタケ。
あとは数種類の毒茸ばかり。

あまり欲をかいて奥に行くと熊や蜂に遭遇しそうなので2時には撤収。
いい運動になりました。
落ち葉だらけです 生け花用


これからの時期はこれ一色になります。
しかし、能登では珍しくも無いこのシバタケがほんの少し離れたここ富山では本当に少ないので取り合いです。

しかし、現場ではあまりに少なく小さいのですれ違う人同士はかえってなごやかなものです。
笑顔で挨拶、お互いの収穫を見せ合います。
皆さん同じようなものでなんだか妙に安心します。

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シロサバフグです。
フグの仲間にはほとんど「テトロドトキシン」と言う名の毒があるのは周知です。
TTXと表記されるそうです。
ですが、このフグにはありません。
ちなみに、「ハリセンボン」も無毒だそうです。

20071008072225.jpg


干物にして焼きます。
知人の板前氏に言わせると
「能登の人は本当に七輪が好きやな~」と言う事ですが
はっきり言って美味しいからです!
20071008072328.jpg

これはお買い上げ商品のお届け用。
七輪で焼くのは本当は食卓がベストなんです。
焼きあがったものから口に入れるのが一番美味しいんですが、
今時の住宅事情ではなかなか難しい所ですね。

私が魚を焼き終えてテーブルに戻ると
いつのまにか家内が残り火に餅を乗せているのが常です。
本当にあまりにも素早いのでいったいどこから餅を出してくるのかいつも不思議です。

鹿児島出身でも七輪はお気に入りなのです。
やはり、美味しいものにはお国の違いなどありませんようで。




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塩の話はこちらからどうぞ

他に昆布じめの話も是非ご覧ください
2007.10.07 お刺身料理
先日は「焼き魚料理」を提案しましたが今度は「お刺身料理」を提案させていただきます。
魚を焼いて更にひと手間かけることで新たな美味しさを広げられるように
お刺身を「定番のワサビ醤油」じゃない他の食べ方を探ろう というものです。

どちらもゆっくり長く取り組んでまいります。
また、どなた様でもアイデアを広く募ります。
沢山の人達でレシピや知恵を共有しかつ次の世代に伝承していければ幸いです。

今、10月 秋カマスが美味しくなってきました。
以前仕入れに行っていた市場では魚の手当てが悪くカマスは刺身には出来ませんでしたが
現在の仕入先はとても扱いがよろしくカマスの美味しさに今更ながら驚かされる日々です。

一般的に身が柔らかいと言われますが新鮮なものは柔らかくてもしっかりとしています。
昆布じめなどでも大いに活用します。

これをお刺身にするにはいったん塩で軽く締めてから行います。

20071007082306.jpg→ 20071007082333.jpg

表面から水気が染み出してきたらさっと冷水で洗い布巾で水気を切ります。
これを糸造りにします。20071007082718.jpg

刺身包丁でスッと勢い良く押し出すようにして細切りにしますが、
この時に包丁の背をやや尾側(左側)に傾けたままで切ります。
小骨の向きと逆になるので骨切り効果も高いのです。

みょうがを細切りにします。

20071007083412.jpg→ 20071007083430.jpg

いったん水でさらして布巾でよく水気を切ってカマスと混ぜます。
20071007083626.jpg

これはこのまま生醤油で美味しく食べれます。
カマスの刺身は味わいが淡いのでワサビ醤油ですと負けてしまいそれこそワサビの味しかしなくなりすぐに飽きてしまうのですがこれならいくらでも飽きずに進みます。

20071007083940.jpg→ 20071007083959.jpg



あまりに美味しいのでそのままの形 三層の昆布じめにしてみました。
明日が楽しみです。


野球の世界では「ハエが止まる」と言えば
「遅い球」「遅いスイング」の事。

私の場合は干物作りにハエを止まらせません。
もちろんスイングの話ではありませんよ。(ハエタタキ?いえ違います)

20071003094424.jpg 何だか判りますか?
 釣具の「ヨリ戻し」(サルカン)です。
 これを付けて干物ネットを下げ
 扇風機で風を送ると

20071003094535.jpg グルグルと激しく回転してハエも止まれません。

設備も環境も見るからにしょぼいですが出来るものには胸を張れます。
沖縄天然塩シママースのみで仕上げる天日乾燥の干物です。

今、美味しい干物が入手出来なくなりつつあります。

ただでさえ機械乾燥品が幅をきかせていたのに最近では安価な人件費をあてにした海外移転が進み、太刀打ち出来なくなった水産加工業者が年間数百件も廃業しているのです。

美味しい干物を食べるには自作が一番!
でも今年みたいに猛暑の夏には無理です。

20度前後の温度で紫外線が強く、適度な風がある  
そう!今の季節が最適なんですよ!

こうやって「カマスの開き」「無毒フグの開き」「赤ムツの開き」「アオリイカの開き」「スルメイカの一夜干し(味噌味)」などを作っています。

このスルメイカ~ は開いて一晩味噌に漬けて翌日一夜干しにしたものです。

どれも太陽の恵みをたっぷり受けておいしく仕上がります。