2017.04.13 ホンビノス貝
春は貝の美味しい時期ですが、困ったことに国産の
ハマグリやアサリがほぼ絶滅状態なのだとか・・
そんな中絶賛大注目されているのが「ホンビノス貝」

産地は千葉県。
でも出身はアメリカです。

どういう事かというと
外国船で持ち込まれたのが大繁殖していると言う訳です。

『ふーんそうなの?』
で判ったつもりになってはいけません。
具体的にはどうなっているのか?

船底にくっついて来た?  NO
貨物に紛れ込んで来た? NO

船というのは大型船であればなおの事
貨物や原油が満載されている時には沈んで吃水が下がっています。
タンカーなどだと満船時には海面からほんの数メートルまで
下がりますから早朝にはトビウオが甲板に横たわっていたりします。

これが荷卸しをして空船になると浮き上がり海面からは
高くそびえ立ち、まるで高層ビルもかくやと思えるほどとなります。
この状態で外洋へ出ると非常に不安定で転覆の危険さえ出てきます。

そこで海水を注入するのです。
バラストといい専用のバラストタンクが設置されているのです。
K国の貨客船転覆時にはこのバラストの不適も指摘されていました。

そこにこのホンビノスが入り込み、
千葉の海の環境が気に入ってくれて大増殖している。
というのが現在の姿なんです。

湖沼などでそんなことをすれば環境破壊で問題でしょうが
海は繋がっているから昔から世界中で行われています。
日本発の海藻がヨーロッパで大繁殖して現地では困っている
などと云う話もありましたが、どうすることも不可能です。

そこでこの歓迎すべきホンビノス貝を
仕入れてダシを取ったりしてただ今勉強中なのです。
安くて旨い  とTVなどでは言い立てていますが実食して
みなければ本当の所は判りませんから。

潮煮(うしおに)
鍋にオリーブオイル、ニンニクを香りが立つまで焼く
hp96.jpg

ベーコン、貝を加え
hp95.jpg hp94.jpg

酒、塩コショウを投入、フタをして蒸し煮

口が開きました
hp93.jpg hp92.jpg hp91.jpg


普通はこのくらいで完成なのですが
これは身肉がぽってりとして厚いので
空いた口からダシを掛けてやります。
hp90.jpg
アサツキを散らして完成

hp89.jpg


食後感
ダシも身も美味しい貝です。
特にぷっくりとした身は柔らかく口当たりも良く
これからは全国的に人気が高騰するでしょう。

まだ安い今のうちにラーメンにも取り入れていきたいと思います。
とかく外来生物と聞くとネガティブなイメージでとらえがちですが
美味しい外来種なら大歓迎ですね。




 
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://oisiitoyama.blog96.fc2.com/tb.php/1424-d85f6285